69 / 偉い子 ページ19
＿＿＿＿＿ side 黄 .
紫「 望、お前は何も悪ないからな 」
桃「 …ん、」
Aが眠ってしまった後、のんちゃんはのんちゃんで
Aの前では見せていなかった弱さが出て来て
とても辛そうな、傷付いた顔をしている。
「のんちゃん、」と呼びかけ、
自分の座っている椅子の隣の椅子に座らせる。
黄「 ええか？
のんちゃんは、Aを守ったんやで？
確かに言われた事は悔しいやろうし、
そんなんちゃうって言い返したかったと思う。
でも言い返さなかったのんちゃんは偉い。
大人になったやん、(笑)
手まで握ってあげて、ホンマに、偉かったなあ 」
そう言って髪をわしゃわしゃすると、
いつもは「やーめーて！」なんてふざけて嫌がるのに、
今日は静かに涙を流し始めた。
紫「 ふは、ほんま、忙しいやっちゃなあ 」
緑「 今言う？それ 」
紫「 や、俺アホやからさ〜ぁ…、
思ったことが口から出てまうねん… 」
黄「 ホンマもんのアホやん 」
桃「 …ふふ、」
ぐすぐす泣いていたのんちゃんの顔に
いつもの可愛い笑顔が戻って。
ほのぼのした�陲舛磴鵑隆砲気法�
今日だけは救われた気がする。
紫「 言うても、だーれも悪くは無いねんなあ… 」
ポツリ、呟くように言う�陲舛磴鵑�
何となく共感しながらも
俺は口に出して何かを言うことは出来なかった。
�陲舛磴鵑�、眉を下げて
悲しそうに、寂しそうに笑っていたから。
黄「 早よ、分かり合える日が来ればええねんけどなあ… 」
緑「 せやね、」
俺もそうなんやろうけど、
楽屋にいるメンバーは全員
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流星だけが、考えるような表情で俯いていた。
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ｲﾛﾊ(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます …！そう言って頂けて嬉しいです ◎ ゆっくりですが加筆して参りますので、お読み頂けたら幸いです。これからもよろしくお願い致します ◎ (2021年3月25日 0時) (
レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています！更新楽しみにしていますので、無理をしない程度に頑張ってください！ (2021年3月24日 23時) (レス) id: d72ab54115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｲﾛﾊ | 作成日時：2021年2月20日 18時
