俺の手が届く範囲にいろ。

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ニ「おっまぢ？サンキュー。とりあえずみつも座れば？」




宏「はい」





ニカがニコニコしてて逆にそれが怖くなってしまい思わずその場に正座してしまった。








ニ「ねぇみつ。一昨日なにがあったのか話してくれるよね？それと音信不通になった2日間のことも」




宏「ゔぅーごめんなさい話します」




ニ「よろしい！はい話して？」




宏「うん。あのね、実はニカが彼女さんと電話してた時に外見てたらその時ちょうど玉が男の子と一緒に歩いているのを見たんだけど雰囲気とかがカップルみたいだった。てか、多分あの男の子と付き合ってると思う」




ニ「はぁぁぁ!?玉森に恋人いたわけ？てか、どっちが彼氏でどっちが彼女？」




宏「うん。玉が彼女だと思うよ。甘えてたから」




ニ「そうなんだ。玉森には彼女いないって思ってたけどまさか玉森が彼女の方だったとはね」




宏「俺も彼女いないって思ってたからびっくりしちゃった。でも、恋人はきちんといたってこと」




ニ「まーびっくりはするよね。それでそれがショックでガヤに慰めてもらったわけ？」




宏「うん」




ニ「それで昨日は水族館に行ったってわけ？」




宏「うん。…えっ？なんで水族館に行ったって知ってるの!?俺なにも言ってないんだけど！」




ニ「だってこのイルカのぬいぐるみあの水族館にしか売ってないからね〜」




宏「え？そうなの？」




ニ「それにまだタグつきっぱなしだから買ったばっかりだなって笑」




宏「おぉーニカ凄いな！頭悪いけどこういうのに関しては頭良いな！このぬいぐるみは太輔が買ってくれたんだ〜」





そう言って俺は昨日買ってくれた時のことを思い出しギュッとイルカのぬいぐるみに抱きついた。




ふわふわしてて気持ちよくて俺の中では一番のお気に入り。






ニ「そっか。でもみつが元気そうで良かった！心配して損したわ〜笑」




宏「へ？」




ニ「何かあったんじゃないかってずっと思ってた。いつもすぐ返信くるのに全然返ってこないし、電話も出ないから。でも、本当に良かった〜笑」

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あずきいろ

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