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咲「太輔〜宏光くんからよ」と下から聞こえるお母さんの声。




え?宏光?


とりあえず下に降りるか…




下に行くとそこには俺が好きな物が入ったビニール袋があった。





太「宏光のばか…」



余計に好きになるだろ。

俺は急いで家を飛び出した。




やっぱ俺にはお前しか考えられない。



他の女なんて要らない。



なー宏光は誰を見てる?






太「宏光!!!」





振り返る宏光の目には涙が溜まっていた。





宏「太輔さっきはごめんなさい」


そう言って頭を下げている宏光に俺は近づいて頭をポンッと手を置いた。





太「なんで宏光が謝んの」



宏「だって太輔を怒らせた」



太「謝るのは俺の方。ただの八つ当たり。ごめん」




そういって宏光の頭をクシャと撫でた。





でも、胸の痛みは消えない。


もしかして玉森にもこんなふうに触られたりしてんの?


俺だけでいいのにってそんなことを思っていた。





宏「太輔は悪くないよ。でも、太輔に嫌われたらどうしようとか思ったら怖かった。家に居ても外に居ても太輔のこと頭から離れないし」




そう言った宏光に思わずフッと笑ってしまった。


今だけじゃなくてずっと俺のこと考えてればいいのにって思ったから。





太「一つだけ聞いていい?」



宏「うん」



太「なんで玉森のこと好きなの?」





なんであいつなの?


宏光のことなら俺が1番知ってるよ。


なのに俺はあいつにはかわないのか?



この言葉に宏光が困らせていることに今気付いて




太「気にしなくていいから」



太「最近の俺余裕無さすぎ。歳のせいかな?笑」





俺は気づかれないように無理して笑った。

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あずきいろ


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とも(プロフ) - こんばんは!いつも更新楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか? (2019年3月12日 23時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
裕桜愛(プロフ) - 朱桜さん» コメントありがとうございます!夜勤頑張ってください(´∇`)朱桜さんが書いたものを今度読みたいと思います! (2017年4月15日 7時) (レス) id: a112c37fd2 (このIDを非表示/違反報告)
朱桜(プロフ) - こんばんは初めまして、こんな時間に失礼します夜勤中なもので(笑)とても初々しいなと思いました作者さまの一生懸命さが伝わって来ます自分も書き始めはそうだっのかなぁと初心に戻った気持ちになりました頑張って下さい(^-^) (2017年4月15日 3時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
裕桜愛(プロフ) - yuriさん» いえいえ!めっちゃ嬉しかったです!コメント来るなんて思ってなかったので、来た時安心出来ました( .. ) (2017年4月12日 6時) (レス) id: a112c37fd2 (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - 裕桜愛さん» こちらこそ、急にコメントしてしまったのに返事ありがとうこざいます。書きはじめでコメントしてしまったので困惑されていないか心配だったのですがよかったです。無自覚な北山さんと藤ヶ谷さんの絡みを楽しみに待っています。 (2017年4月11日 23時) (レス) id: c775aeb07a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:裕桜 | 作成日時:2017年4月11日 23時

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