俺の手が届く範囲にいろ。

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ニ「ガヤ可哀想」



宏「え？なんで？」



ニ「ここからは俺が言うことじゃないからあとはみつが自分で考えないと」





俺がしつこく聞いてもニカは教えてくれなかった。



そのあとニカといつものようにニカの彼女の話題になり盛り上がった。






宏「うわ〜もう、こんな時間だぞ」



ニ「え？あっ本当だ！」



宏「そろそろ帰ろうぜ」



ニ「そうだね。あっごめん。1分だけ電話かけていい？」



宏「おう！彼女？」



ニ「うん！ごめん。すぐ戻るから」






そういってニカは少し離れて電話をかけ始めた。


学校で太輔のこと過保護とか言ってたけどニカの彼女も過保護で愛されてんだなって思って見ていると




？「あそこのファミレス入ろうよ！」



？「そうだな」




パッ声が聞こえた方を見ると仲良さそうに歩く2組の男の子が歩いていた。




宏「えっ？」




その人達を見て俺はつい隠れてしまった。





だってそこには男同士だけど付き合ってる雰囲気で見たこともない幸せの顔で話している玉がいたから。


隣を歩いている男の人は隣りの高校の制服だった。




宏「そっか。他校に付き合ってる人いたんじゃん。」




そうだよな。玉だもん。男女関係なく人気者の玉。そりゃ恋人ぐらいいるよな。まぁ男って言うのには驚いたけど男でも惚れるような玉だからな。




学校で彼女いるなんて噂で聞いたことがないのはそれは玉が彼女だからだよね。あの雰囲気だったら多分玉は彼女の方。




俺勘違いしてた。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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