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九十一輪 ページ12

善逸side


________________




「(見つけた!!)」



でも、怪我が酷くなっている


俺と伊之助が戦っている目の前の鬼よりも強いやつと戦っていたんだから当たり前だ


女の鬼の頸を早く斬ってAちゃんの元へ行かないと…!!



「(あああ、頸に刃を通すどころか近づかせてもくれない!!)」




帯は炭治郎達の元へ飛んでいく




「危ねぇぞォォオ!!」



「伊之助!!善逸!!」




炭治郎達を庇いながら伊之助と帯を斬っていく。




「(このままだとAちゃんの方に帯が飛んでいく!!)」



Aちゃんは自分たちが戦っている建物の影に隠れるように倒れていた



だから、まだ帯はAちゃんの方へ飛んではいないだけど




「(俺たちが追い込まれてる)」




帯の数、速さが自分たちを徐々に追い込み、いつ殺られるか分からない



俺たちが殺られたら、Aちゃんは誰が守る?

宇髄さんだって今一人で男の鬼と戦ってるんだぞ、その鬼より弱い女の鬼を倒せなくてどうするんだ




「まずこっちの頸を斬ろう、炭治郎まだ動けるか!?」




「動ける!!ただ宇髄さんとAは敵の毒にやられているから危険な状態だ!!
一刻も早く決着をつけなければ…」




ギャキャ!!




帯だけじゃなく血の刃も飛んでくる!!



「アハハハ!!だんだん動きが鈍くなってきてるわね!誰が最初に潰れるのかしら!!」




俺と伊之助が殆ど無傷なんだ

だから俺たちがやらないと!!

炭治郎達はもうボロボロだ



「この鬼の頸は柔らかすぎて斬れない!!
相当な速度かもしくは複数の方向から斬らなくちゃ
駄目だ!!」



炭治郎の言う通り


でも鬼に中々近づけられない!!


何か、なにかないのか


鬼に近づけれる方法は…





「!!っ」




あった、一つだけ。





___“…鬼には必ず効く筈だから“






Aちゃんから貰った“この注射器“を使う時がきたみたいだ





_________________



補足


Aさんは、序華ノ型を使うと暫く動けなくなる事が分かっていたので、炭治郎たちの戦闘の邪魔にならないように建物の陰に隠れました。


序華ノ型は身体に負担がかかる型なので、Aさん
自身あまり使いたくなかったそうです


序華ノ型を使わないで雛鶴さんを守れなかったら一生自分を責める事になっていました

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はる(プロフ) - パン子さん» パン子さん、ありがとうございます!不定期ですが頑張りたいと思います! (2020年6月28日 9時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
パン子 - 更新がんばってください! (2020年6月27日 7時) (レス) id: 5160686bc8 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - おもちさん» おもちさん、毎度コメントありがとうございます!癒されて下さって私も嬉しく感じます(照)物語の最後は衝撃的な展開を書く予定ですので楽しみに待ってて下さいね! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - やっと来れましたー!忙しい中で善逸、栗花落ちゃんを見て癒されてます!展開が楽しみで仕方ないです^_^ (2020年6月23日 4時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作成日時:2020年6月21日 0時

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