環古達生誕祭！:「声」肆 ページ35
・＊・＊・
「な、なんだよ！気持ち悪い顔して
そんなに私が変な風になってるのが可笑しいのかよ…？」
「なぁ環〜、それさ…、」
「？？」
____Aさんに祝ってもらえなくて、モヤモヤしてるんじゃね？？____
「…は、？」
日下部がニヤニヤしながら、私の反応を見るように
じぃっと見る。
私が、Aお姉ちゃんに…？
いや、いやいやっ…！まさかそんなわけ！！
私が焦りながら首をブンブン降って否定すると、
日下部はニヤついた表情を変えずに続けた。
「はぁ〜、そうやって否定してるけど心の中では…、
Aさんに1番自分の誕生日を祝ってもらいたいんだけど、その肝心の祝ってもらいたい本人から全く連絡がこなくて、ムズムズしてるって感じだろ。
で、
逆にAさんに会いたい環は、会いたくて会いたくて仕方ない！！…だけど私から行くのは何か違う。
あーもうどうすりゃいいか分かんねぇえー！！！
…って感じだろ。」
細かく私の心情を説明する日下部に、自分のことなのに恥ずかしくて聞いていられず咄嗟に耳を塞ぐ私。
「はぁ！？っというか細かく説明すんなバカ！！」
「だって！明らかにAさんから何も連絡がこなくてへこんでるじゃねえか！！」
「！！そっ、それはその…、、」
否定したいけど、日下部が言ってることが当てはまってるのも事実
徐々に顔が赤く染まっていくのが自分でも分かる。
否定出来ず、この情けない顔を見られないように背けていると日下部が表情を変えて私に指をさした。
「それとお前、自分でも気づいてないと思うから先に言っておくけど、第8のデスクの電話チラチラ気にしてるの俺知ってるからな！！」
「！？////」
そこからまた、ぎゃいぎゃいと私と日下部のプチ喧嘩が始まろうとしたその瞬間だった…。
「おいA！そんなに走らなくてもあの猫の嬢ちゃんは逃げねえよ！！」
「紺炉無駄だ。あいつ走るのに夢中で聞こえてねえ」
「…！！」
「…この声、って…！」
私は日下部が反応するより先に協会の正面玄関が見える方まで走り、屋上の柵に反動をかけながら声の主を探す。
確認すると、上から見ても分かりやすい姿をした二人を見つけた。
一昔前の青色の独特な和風な作業着…
遠くから見ても分かる筋肉質な体…。
…！やっぱり、新門大隊長と紺炉中隊長だ…！！
ってか身長差やべぇな！！？←
あんまりがっつり見たことなかったから気づかなかった…(触れてはいけないところ)
屋上の上から目当ての人の姿を必死に探す…
すると、、
環古達生誕祭！:「期待」伍→←環古達生誕祭！:「よう分からん。」参
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いあ。(プロフ) - 夢主のラッキースケベられ発動(紅丸相手の時だけ)が見たいです！で、治った時に紅丸が今まで我慢したんだから……的なのが……(趣味丸出しですw)これからも頑張ってください！Twitterフォローしました！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: 66609dd94a (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リクエストってしていいんでしょうか？ (2020年2月22日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年2月19日 8時
