環古達生誕祭！:「期待」伍 ページ36
・＊・＊・
《 ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ 》
「「！？」」
下の方から協会のドアを強く叩く音が聞こえた。
私と日下部は驚いて少し後ずさる
恐る恐る柵から顔を出し、下の方を見てみると微かだが会話しているような声が聞こえた。
だが…今の私にはそんなことを考えてる暇などない。
「(姿は見えなかったけど、新門大隊長と紺炉中隊長がいるということは、Aお姉ちゃんがいるかもしれない…！！)」
部隊が違って会いたくてもなかなか会えないんAお姉ちゃんが第8に来てくれたかもしれないのだ…
「(しかも私の誕生日に…！)」
自意識過剰かもしれないけど、会いたくて仕方がない人に会えるんだ。嬉しすぎて飛び上がるのも当然だ。
気付いた時には地面を蹴って、正面玄関の方へと走り出していた。
________________…。
階段を降りて、正面玄関の方へ急いで行ってみると、そこには桜備大隊長と火縄中隊長達が集まっていた。
私がパッと立ち止まると、何か話していた面子が
丁度私の方へと振り向いた。
「あ！環さん！」
「話していたら丁度来たな！」
「？？」
茉希さんと火縄中隊長の後ろから見せたのは、
新門大隊長と紺炉中隊長に挟まれながら、目をめちゃくちゃ輝かせているAさんが立っていた…。
「…ぁ……、Aお姉ちy
『環ちゃああぁんっっ！！！』
！？;;」
あまりにも嬉しくて声が出せないでいると、その瞬間、Aお姉ちゃんが発狂しながら私に思い切り
ダイブしてきた。
ぅぐっAお姉ちゃん意外と力強い…！
抱き着いてきた反動で、後ろへ仲良く一緒に倒れた。
『ｽﾘｽﾘ…))…ﾊｯ!! た、環ちゃん！！ごめんなさいっ
気持ちが抑えられずつい…！！;;』
「……。」
私の頬をスリスリしたAお姉ちゃんはすぐにハッとなり、バッと抱きついていた手を離した。
抱き着いてきたことに意識がもってかれていると、Aお姉ちゃんは何か思い出したのか、何処からか
パステルカラーの可愛い紙袋を出した。
すると、私にその可愛い袋を差し出した。
『環ちゃん！はいっ」
「えっと…？Aお姉ちゃん、これ…」
もう一度、手渡された紙袋を目をぱちくりさせながら
見ると、Aお姉ちゃんは少し顔を赤らめながら話した。
『環ちゃん、今日お誕生日でしょ？？だからその…
どうしても渡したくて…。』
『来ちゃいました…ｴﾍﾍ…』と照れ笑いと体をモジモジさせながら話すAお姉ちゃんの姿にぎゅんっと心を鷲掴みにされる。
くっそっ…！またこの人は…！！！
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いあ。(プロフ) - 夢主のラッキースケベられ発動(紅丸相手の時だけ)が見たいです！で、治った時に紅丸が今まで我慢したんだから……的なのが……(趣味丸出しですw)これからも頑張ってください！Twitterフォローしました！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: 66609dd94a (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リクエストってしていいんでしょうか？ (2020年2月22日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年2月19日 8時
