バレンタイン番外編:とろけそうなほど甘い。肆 ページ13
・＊・＊・
「おーいアイリス〜！マドレーヌ買ってきてやったぞ〜！！みんなで食べ…」
厨房のドアが開き、誰かと思ったら第5の大隊長、
プリンセス火華様が来ていた。
「ね、姉さん！！」
『火華姉様！？』
「A！？お、おいどういうことだアイリス！
何でAが第8にいる…！？」
「あー、実は、皆んなでバレンタイン用のチョコを作ろうと…。それでAさんにも話をしたら…」
「一緒に作りたいということで…」
『皆んなと作ろう！…って話になりまして、それで
丁度今からちょこを作ろうとしてたんですよ！」
「…ぜ。」
『…？？;』
レシピ本を見ながらそう話すと、火華姉様が肩をプルプルさせながら何かを呟いた。
「…っ何故…
何故っ！そんな面白そうな話を私に持ってこなかった！？？」
ドンッと強く、木製の厨房のドアを殴った。
殴った衝撃でギシィっと周りの部屋中が揺れたのは
気にしないでおこう…。(汗)←
「…いやだって、火華さん…。」
「呼んだら、アイリス様とA見て発狂するし、
チョコの中に絶対何か仕込むじゃないですか。」
「私のことを何だと思ってるんだ。」(真顔)←
「「歩く18 禁。」」←
ジト目で火華姉様をボロボロに言う茉希ちゃんと環ちゃん。流石です…(汗)
「え、えーっと…。あ！これとか美味しそうですよ〜！！もうそろそろ〜、作りませんか…？」
アイリスちゃんが苦笑いをしながら、空気を変えようと明るい声で皆んなに声をかけ、とりあえず、“ばれんたいんのちょこ”を皆んなで作ることになった…。
横目で色とりどりのちょこれーとの写真を見て、私ははっとなり気がついた。
『…あっ』
「？…A？どうしたの？」
『……どうしよう…。』
「…？何がだ？」
『…紅丸さん、
甘いの苦手、なんだった…。』
肝心なところにやっと気がついた私は、焦って頭を抱えた…
「えっ…」
「あっ」
「あぁ〜…;;」
そういえばと茉希ちゃん達諸々が気がつき、苦い顔をした。
『どうしようぅぅ……！！！;;』
半泣きになりながら机をバンバン叩くと、足を組んで椅子に座っていた火華姉様がレシピに目を通しながら
言った。
「…じゃあ、甘さ控えめのチョコで作ればいいんじゃないか？」
『…え』
『っえ、そんなのあるんですか！？;;』
「あぁ〜ビターチョコのこと？そんなの世の中に山のようにあるわよ。」
『そうなのっ！？;;』
ちょこにも種類があるのは知っていましたが、そんなのがあるとは思ってたおらず、私は声をあげて驚いた。
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いあ。(プロフ) - 夢主のラッキースケベられ発動(紅丸相手の時だけ)が見たいです！で、治った時に紅丸が今まで我慢したんだから……的なのが……(趣味丸出しですw)これからも頑張ってください！Twitterフォローしました！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: 66609dd94a (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リクエストってしていいんでしょうか？ (2020年2月22日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年2月19日 8時
