節分番外編:第7の節分 肆 ページ4
・＊・＊・
←前回からの続きです…↓
(↓※ここからは訳アリでお送り致します。)
「…丁度昔の今日の話だ。これは八百屋のじじいから聞いた話なんだが、町によく悪戯をするガキがいたそうだ。」
「そのガキは毎日毎日色んな所に悪戯をしでかして、こっぴどく怒られてたそうだ…」
『む、むぐ…』
(訳:悪戯？
「だが、そのガキはその日も悪戯をしたんだ。
“鬼”が来ると言われている節分の日にな。」
『むぐ…』
(訳:は、はあ…？？
「そのガキは節分の日の夜、寝ている時に悪戯をしている罰で鬼に連れて行かれちまったらしい…」
『むぐぐっ！？』
(訳:えっ！？
「それでどういう事かは知らねえが、十分以内に口に入れたものを食べきらねェと、そのガキ怨みで呪いがかかって、体ごと持ってかれちまうんだとよ…。」
『…』
その紅丸さんの話を聞いて、私はゾッとした。
何故かって、未だにさっきから食べている恵方巻きを食べきれていないからだ。
『む、むぐ、ぐぅ…』(泣)
何より怖いものやお化けとかが嫌いで、そんな怖い話を急に聞かされた私はもう半泣き状態だった。
怖い気持ちでいっぱいで急いで飲み込んだ瞬間、紅丸さんは私の顔を見て笑った。
「まぁ、この一連の話全部嘘だけどな。」
『…ふぁ…い…？;;』
私が間抜けな声を出すと、ヒカちゃんとヒナちゃんが同時に笑い転げた。
「あっはははは！！！A、まんまと若に騙されてやがるぜー！！」
「Aちょっと泣きそうになってやがるぜ！！」
あははと床で笑い転げるヒカちゃんとヒナちゃん。
『なっ…！今の一連のお話、全部嘘だったんですか！？』
「嗚呼。全部今、俺が考えた節分の都市伝説(笑)だ。」←
『(笑)じゃないんですけど！！？』(怒)←
「若…。Aは怖い話とかが苦手なのは…」
「勿論知ってる。だからこそからかいがいがあるんじゃねェか。」
『っっっ〜〜〜〜〜〜！！！！』(怒)
そう言って、私の方をニヤニヤした顔で見つめた。
それから2日間、紅はAから口を聞いてもらえず全力で謝ったらしい。(紺炉さん談)
〜節分番外編 完〜
ギリッギリ間に合ったーっ！！！(;´д`)
合計hit数1万人越え記念番外編:夢主様は止められたい。→←節分番外編:第7の節分 参
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いあ。(プロフ) - 夢主のラッキースケベられ発動(紅丸相手の時だけ)が見たいです！で、治った時に紅丸が今まで我慢したんだから……的なのが……(趣味丸出しですw)これからも頑張ってください！Twitterフォローしました！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: 66609dd94a (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リクエストってしていいんでしょうか？ (2020年2月22日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年2月19日 8時
