新門紅丸生誕祭番外編！:「酔いつぶれ。」肆 ページ26
・＊・＊・
時間が経つに連れて、ガヤガヤとした声がどんどん増えていき、お酒を飲んで酔っ払う人達が増えてきた。
うぅ…酔っ払う人達を対応するのは別に大丈夫だし、
平気だけど…一人対応すると他の人周りの人達がわんさか集まってくるんですよねぇ〜…。(汗)
一気にこられるとどう反応したらいいか分かんなくて、苦手なんですよね…(苦笑)
『……？』
ちらりと紅丸さんを試しに見てみると、紺炉さんと何やら話しているようだった。
『……。』
…私も紅丸さんと話したいなぁ…。
短くため息をつき、空き瓶を数本持って持って台所に向かおうとした瞬間…。
「おい紅！やめろ！！;;」
広間から紺炉さんの焦った声が廊下まで響いた…
酔った人達の野次馬が飛び交う。
私は持っていた空き瓶を床に置き、急いで確認しにす広間に戻ると…
紅丸さんが酒瓶を手に持ち、一本丸ごと豪快に飲んでいたのだ…。
……………………………。
や、
『(やりやがった…！！！？;;)』
私は起きている状況をすぐ把握し、一番前でぐびぐびお酒を飲んでる紅丸さんを止めにかかる。
『紅丸さんっ！！ちょっ…何やってるんですか！？』
「うるせェ…、飲み足りないんだよ…」
『だからって酒瓶ごとなんて…！顔真っ赤じゃないですか！！;;』
私が注意してもまだ飲もうとする紅丸さんの片手から、紺炉さんが酒瓶を奪った。
「紅！調子乗りすぎだ！！」
「あぁ？！俺ぁ調子になんか乗ってね…」
紺炉さんから叱られ、紅丸さんが真っ赤な顔で反論しようとすると、反論しようとしたら膝から体が崩れ落ち、私に寄りかかった。
「はぁ…一気に飲みすぎたのが回ってきたな。
悪ぃがA。少し紅を縁側の方に連れて行ってやってくれねぇか？こっちは俺が代わりにやっとくからよ」
『あっはい。分かりました！』
「手間かけちまってすまねぇな…夜風に少しあたればちったあ楽になるだろ…;;」
紺炉さんは苦笑いをして、私に寄りかかる紅丸さんを見た。
私は息を少し吐き、酔って寄りかかってる紅丸さんの手を私の肩に回して体を起こさせ担ぎ、縁側へと連れて行った…。
__________…。
「いやー、紺さんも大変だな〜」
「他人事みたいに言うな…こっちは片方純粋なやつを慰めて、素直になったと思ったら変にこじらせて、また素直になれないやつを相手してんだ…
少しはこっちの身にもなれ。」
「あはは。すんません…」
「ったく…あんな風に気ｨ惹かなくたって、別に問題ねェのによ…」
何せ両方ともお互いしか見えてないんだから…。
新門紅丸生誕祭番外編！:「特別な日の嫉妬。」伍→←新門紅丸生誕祭番外編！:「もやもやした黒い欲。」参
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いあ。(プロフ) - 夢主のラッキースケベられ発動(紅丸相手の時だけ)が見たいです！で、治った時に紅丸が今まで我慢したんだから……的なのが……(趣味丸出しですw)これからも頑張ってください！Twitterフォローしました！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: 66609dd94a (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リクエストってしていいんでしょうか？ (2020年2月22日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年2月19日 8時
