【ut】夜遅くに帰ってみた *らったったー ページ4
残業が終わり、すっかり冷えきってしまった夜空の下、
手を温めながら帰る。
ふと、スマホを見ると彼からの不在着信が10件以上入っていた。
そういえば今日遅いって言ってなかったな
家に着き、途中でほんのお詫びのつもりで買ったお酒とおつまみが入ったレジ袋を片手に玄関のドアを開けると、リビングにまだ電気が付いていた
『ただいま。ごめんね遅くなるって言ってなくて…
先に寝ても良かったのに』
こっちを振り向いた彼は少しほっとしたような表情をして、私をきつく抱きしめた
｢俺、Aがもう帰ってけーへんのかと思ってめっちゃ不安やってん…
せめて仕事終わったあとに連絡してくれれば車だしたわ｣
机を見るとマグカップの中には飲みかけのコーヒーが入っていて、あの彼がもう夜遅くだと言うのにお酒を飲まずに待っていてくれたのだと思うと少し申し訳なくなった
『ごめんね…
お酒買ってきたんだけど飲む？ご飯食べてないなら今から作るよ』
｢ありがとう。飯、俺作ったから温めてくるな。Aはお風呂でも入ってきてちゃんと身体温めな風邪ひくで」
『何から何までほんとご..』
謝ろうとすると急に彼がキスをしてきた
「さっきから謝ってばっかりやで。
Aに謝って欲しい訳やないねん。どっちかと言うと、ありがとう。やろ？｣
と言い、いつものようなヘラヘラした笑顔を私に向ける
『鬱くん、、ありがとう』
｢ん、おつかれさん。今日も一日よう頑張ったな｣
--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------
お手柔らかによろしくお願いします！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 330人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピーナッツ(プロフ) - あっはっ☆大好き♡皆可愛すぎない！？ぴくんなんて、まじ天使だよ！？ありがと。ﾁ───(´-ω-｀)───ﾝ (2021年12月14日 20時) (
レス) @page10 id: 7e7ed6e017 (このIDを非表示/違反報告)
とある。(プロフ) - もう最高です…！ありがとうございます、更新楽しみにしてます！ (2020年11月18日 4時) (レス) id: 0b54d59965 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふぁんふぁーれ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fanfa_re/
作成日時：2020年10月15日 18時
