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お礼 ページ33
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ファイターズの試合をみてから
野球にハマり、
北海道で試合のある日は、
こっそり試合を見に行っていた。
10月にあったクライマックスシリーズは
第3戦で敗退。
まさかこんな結果になると思っていなくて、
悔しかった。
きっと選手の方が悔しいはずだ。
(大谷くんとのごはん、どうしよう。)
試合のチケットをもらってから、2ヶ月ほど経っていた。
それまでにぽつぽつと連絡のやりとりはするものの
2人で会うことはなかった。
もうWBSCプレミアも迫っているので
遊ばずに、練習に打ち込みたいはずだ。
ごはんの予定は流れちゃうんだろうな〜、
と内心思っていた。
大谷 来週の水曜日あいてますか?
ピンポイントですいません。
この日だったら夜時間作れそうです。
久しぶりに届いたメッセージ。
ちょうど大谷くんのことを考えてたからドキドキした。
A 忙しいのにごめんね、もっと先でもいいよ?
私いつでも暇だから
大谷 最近甘いもの我慢してたから、
はやくお礼してください!!
A めちゃくちゃ強引 笑
美味しいケーキ屋さん探します!
大谷楽しみにしてますね。
きっと毎日練習して
連日ニュースで取り上げられている大谷くんを見ながら、
アスリートって大変なんだな、と改めて感じた。
(ごはんに行くときくらい、
仕事のことを忘れて楽しんでもらおう。
それが友人として私ができるのはそれくらいだ。)
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作者名：あんころ | 作成日時：2021年8月23日 19時
