戦国時代が好きな彼女は武将達に愛されるそうで

拾参、主人公！薙刀を！…あーっと！投げましたぁあああ！！ ページ13

長曾我部さんは見てる、との事なので姐さんとの対決だ。
(遠距離って何気に怖い)
間合いを詰めれば…行けるかな？

元親｢いくぜ？…初め！｣
(頑張って姐さんを倒そう…！)
さっきの｢行くぜ？｣が佐助さんっぽかったような気がしたが、気のせいだ。

佐助｢クシュ！！俺様、噂されちゃってる？｣




始まりと同時に、容赦なく姐さんがマシンガンやマグナムで攻撃をしてくる。
飛んでくる弾丸は、ギリギリ目で捉えられた。
薙刀で次々と二つに切り落としていく。
｢っ！｣
その一発が、私の顔の横を通り過ぎる。
風圧で頬が切れ、血が流れる。
切れた頬から流れる血を腕で拭い取った。

(薙刀で斬る…のは気が引けるから)
｢行きます｣
孫市｢遠慮は要らない｣
真正面から突っ込んで行き、薙刀を構え…。
孫市｢真っ直ぐなのも、悪くない。だが隙がありすぎるぞ｣

姐さんの言う通りだが、私は敢えて隙を作っているのだ。
｢はぁっ！！｣
思い切り薙刀を投げた！
元親/孫市｢何！？｣



それも豪速球(？)
投げる際に、薙刀に氷の属性を纏わせた。
そのお陰か、速度はどんどんと上昇していく。
ちなみに刃の方ではなく、薙刀の柄の方を姐さんに投げた。

｢終わると思いましたか？残念｣

(殴るんですよ)
姐さんは一歩遅れて薙刀を横に避けた。
だが私は甘くない。それを見逃さず、間合いを一気に詰める為に、全力で走った。

孫市｢何っ！｣
(これで、私の勝ちだ！)
｢終わりです…！ありがとうございまし…たっ！｣
回し蹴りで体勢を崩させ、腹に拳を入れる。
勿論、手加減はした。力加減を間違えて、胃の中の物を吐き出させるような真似はさせたくない。
孫市｢ぐっ！？｣
実は瀬戸内に着く前に、修行しながら旅していたのだ。
そのおかげか、姐さんは吹っ飛ばされずにその場に倒れる形となった。
孫市｢強いな…認めよう｣

その一言を残し、目を閉じた。恐らく気絶であろう。
元親｢！？あー…この勝負は時雨の勝ちだ！！｣
｢良かった…｣
木に近付き、思い切り刺さってる薙刀を抜く。
柄の方でも刺ささるものなんだなと関心した。


(仕込み傘…楽しみだなぁ…)




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前回、誤字があってすいませんでした！
これからもあると思います。ご了承ください…(−＿−；)


いつもいつも見てる皆さんありがとうございます！！
主人公名変えれるようにしてるんだけどならなかったら凄い恥ずかしい。




18/4/17.修正

拾肆、仕込み傘→←拾弐、我ら…誇り高き！！…姐さんと呼ばせて頂こう。

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