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秋 第4話 とある戦場にて ページ20

夕焼けの空色以上に地面が赤く染まっていた。
こだまする悲鳴と呻き声、肉を切り裂く鈍い音、しぶきをあげる命が消えた音
人間がいて、まともでいられるような場所では無い、
あるのは少し前まで人間として生きていた者が、人形のように捨て置かれた何者


しかし、その戦場には見慣れない者がいた。
毛先がうねった銀髪、光が消え失せかけた赤い目、ボロボロの着物に刀を持つ少年
日常とかけ離れた、普通の子供なら不安と恐怖で助けを求める過酷な環境の中でも、その少年はおびえずにその場にいた。まるでこの環境が日常であるかのように。


(松陽)「あなたが"鬼の子"ですか?」
「…そうだったらなに?」
"鬼の子"…
戦場跡に何処からともなく現れては、物資を奪い、時には殺人を厭わない
その強さは大人をいとも簡単に打ち倒すほどであり、あまりにも強く恐れられたため、巷では"鬼の子と呼ばれていた。

長髪の男性と男装姿の少女が、"鬼"と呼ばれた少年の前に現れた。少年の警戒心はまだとれない。
(雪時)『名前が無いなら僕が付ける。家が無いなら来いよ』
「なんでカンペ?、
 まあ、いいや、ついていくよ」
ごめんよ、設定上こうしなきゃなんねえんだよ。エリザベスとか、斎藤終みたいだけど…
(雪時)『だそうです、松陽先生』
(松陽)「そうみたいですね、私は吉田松陽といいます」
(雪時)『桜雪雪時だ、よろしく』
「おれは…」


(雪時)『待ってくれ、名前なら付ける、"坂田銀時"なんてどうだ?』
「…いい名前だな、ありがとう…、あとおまえ、男装してるだろ」
(雪時)「当たり、よく分かったね、銀時」
「びっくりした、喋れたんだな」
(雪時)「大人の事情」
「???、あと本名教えてくれよ」
(雪時)「“桜雪ももか”よ、宜しくね銀時」
「あ…ああ、よろしく」
こいつ、笑ったら可愛いな…

(松陽)「紹介も終わったことですし、"私達"の家に帰りましょう、二人共」
名前を与えられた子は、これからどの様に道を歩むのか…



まあ、私は知っているのだけれどもね! byももか

――――――――――――――――――――――――――――
一方その頃松下村塾では、

「「「私達の癒しが〜…、姫が〜、いないよおおお!!」」」
「「「師匠〜!!、何処におられるのですか〜!!」」」
カオスであります!! byさき
(あかね)「明日会えますよ!、早く家に帰りなさーーい」
「「「はーーい」」」

秋 第5話 あたたかい→←秋 第3話 RPG系勇者の頼られるレベルは天災級


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  • 健康運: ★★★★★
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設定タグ:銀魂 , トリップ , 松下村塾   
作品ジャンル:アニメ
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銀狼 - ども銀狼詩音の銀狼です。詩音さんが忙しく、ながらく更新していませんが、ここで、終わることはないのでよろしければ、お気に入り追加したままで温かく見守ってもらえるとありがたいです。 (2020年9月4日 17時) (レス) id: d2351e840d (このIDを非表示/違反報告)
銀狼 - ども銀狼詩音の銀狼です。お気に入りしてくださりありがとうございます。これからも更新遅いと思いますが銀狼詩音のトリップしてきた2人が幼少期から進めていくとこうなりました をよろしくお願いします。 (2020年1月10日 0時) (レス) id: d2351e840d (このIDを非表示/違反報告)
銀狼 - 銀狼詩音の銀狼です。コメントしてくださりありがとうございます。 (2019年7月19日 16時) (レス) id: d2351e840d (このIDを非表示/違反報告)
銀狼 - ども銀狼詩音の銀狼です。笑えてもらえたなら光栄です。あと、大丈夫です。(*`・ω・)ゞ (2019年7月19日 16時) (レス) id: d2351e840d (このIDを非表示/違反報告)
- 何か笑えるんですけど(笑)これ、大丈夫なの?ww (2019年7月14日 15時) (レス) id: 256ce1cc76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀狼詩音 | 作成日時:2018年11月1日 0時

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