【忍たま】期待の星 (ページ13)

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散策の段ページ13

わたしがこちらの世界へ聞き手から数週間がたった。

私はこの間に周りを伺い、場の雰囲気を伺った。もちろん、自分のためでもあるし、相手のためでもある。

『仮に誰かと戦をするとして、いちばん大事なのは情報収集...だからね』

ってことで、わたしは現在進行系で皆の行動記録とかをメモしまくって、ある程度のパターンを制作した。これで何かあった時はこれを元に考えたらいいし、仮に発見されても私の時代の方の文字で書いてるからバレない。

『(とりあえずはこれで…大丈夫かな)』

私は一通り書いた、穴を開けた紙を糸で通しただけのしょぼいノートを閉じた。

『あ、』

その時、私の髪飾りのガーネットが、床に落ちた。

チャリン、と音を立てて落ちるガーネットを慌てて拾おうとしたら、何かが全速力でこちらに走ってきた

摂「アヒャヒャヒャヒャ！小銭小銭小銭ぃ〜〜〜〜〜！」

紺色のスカーフを巻いた子が、私の髪飾りを拾うと、すぐに眉をハの字に下げた

摂「なんだこの赤い石…価値ないや…」

あれ、もしかしてこれまずい状態では？？そう思った私はその子に話しかけた

『お金が、欲しいんだ、？その石ちょっと貸して』

私はその子から石をもらうと、近くに転がってた石を使って半分に砕いた

『これ、売っていいよ。これね、南蛮人に売ったら小銭200枚くらいの価値あるから』

摂「まっぢですかぁぁぁ！ありがとうございます！」

摂「申し遅れました！俺は摂津のきり丸です。あなたはA先輩であっていますか?」

『4年生から聞いたんだね。そう、あってるよ。これから仲良くしてもらえると嬉しいな』

摂「はい！これからよろしくお願いします！」

私は彼と別れた