ウチの子【K.Ninomiya】 (ページ47)

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③ ページ47

そんな俺たちの様子をジッと見てたA。

A「あぁ、まーくんまた負けちゃったね(笑)。」

雅「ニノ強すぎるんだよ！全然表情一つ変わんないんだもん！わっかんない！」

「相葉さんがわかりやすすぎるだけです。」

雅「悔しい！もう一回！今度はAちゃんも入ってよ！」

A「え！？私も入るの？」

そんなこんなで半ば強制的にババ抜きに参加させられたA。

ウチの子、ババ抜きなんか出来るのかな？(笑)

…って思ってた自分を呪いたい。

見事に1抜け。

相葉さんはまた最下位。

雅「Aちゃん、強いんじゃない？ちょっと2人でやってみて？」

そう言われてやってみる。

A「かずくん、BABAどっちかな？」

「ん～どっちだろうね？」

A「これかな？」

「そうなんじゃない？」

A「それとも、こっちかな？」

「Aが好きな方取りなよ。」

A「ふーん。ね、かずくん。こっちかな？」

ジッと俺の方を見つめてる。

悟られまいと感情を無にする。

A「でも、こっちかもね？そうでしょ？」

「さぁ、どーだろ。」

A「んふ☆そっかー。こっちなんだね、BABAは。じゃあこっちにしよっかなー♪」

「！？………。」

A「はい！アガリ～♪」

雅「Aちゃんすごい！ニノに勝った！」

「ありえない！もう一回！もう一回やるよ！」

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それから相葉さんが帰った後もひたすらババ抜きをするけど…何度やっても結果は同じで全て惨敗。

A「何度やっても同じだよ！かずくんのことは何でもお見通しだもん♪」

「………。」

ウチの子の新しい才能に恐怖した夜だった(笑)。