ウチの子【K.Ninomiya】 (ページ38)

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雅「ふ～！あっつ！汗かいた～！！」

相葉さんの大きな声が楽屋に響き渡った。
そんな声に気付いた潤くんがこちらにやってくる。

潤「お疲れ。喉乾いたでしょ？今日さ、家で野菜ジュース作ってきたから飲む？」

雅「飲む！喉カラカラ！」

潤「じゃあ用意するから。2人もおいでよ。」

そう言って冷蔵庫がある方へと歩いていく潤くん。

ライブ前になると特に身体作りに余念がない潤くんは、いつも家からいろんなものを持ってきてる。

プロとして、体調管理にしっかり気を付けてる潤くんは本当にすごいと思う。

俺なんかAがいなかったら毎日出前だわ(笑)。

しばらくして、潤くんがみんなの分の特製野菜ジュースを持ってきてくれた。

智翔雅和「いっただっきまーす！」

潤「どうぞ。」

ストレッチして温まった身体に程よく冷たい野菜ジュースがしみる。

もらったジュースを一気に飲み干した相葉さんが一番に発言する。

雅「うっま！野菜ジュースってこんなに美味しいんだね！こんなに美味しくて健康にいいなら毎日飲めちゃうね！」

翔「ヨーグルトで割ってあるからかな。」

智「ホントだ。すっごい飲みやすい。」

「これ、何が入ってるんです？」

潤「小松菜、ほうれん草、人参とかの緑黄色野菜と林檎とハチミツ、それにヨーグルトと牛乳。」

「そんな入ってるんだ。すっごい美味しい。」

潤「疲れも取れるし、腰痛にもいいよ？そんなに評判だったらまた持ってこようか？」

雅「うん！また作って！あと、おかわり！」

智翔和潤「(笑)」

…コンコンコン。

賑やかな楽屋の扉が音を立てる。

スタッフ「嵐さん、そろそろスタンバイお願い致します！」

「はい、相葉さん残念～。」

雅「えぇ～！！！」

智翔潤「(笑)」

和やかなムードの中、VSの収録が始まった。