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待ち望んでいた ページ2
莉「……」
学校の帰り道。
いつも通り1人。
誰にも会うことなく、ただ1冊の本を読む。
莉「首吊り健康法…?首を吊って肩凝りを解消か…
今度やってみようかな。ん、うそ…?なんだ…。」
僕が読んでいるのは“完全×殺読本”という本。
世界中で考えられた×殺の方法がまとめられている。
名著だ…。
この後本当に死んでしまうなんて、この時は微塵にも思わなかっただろう。
莉「あ”ぁ怠い…生きていることが怠い…
え?」
そこで莉亜が目にしたものは…
転がったボールを取りに道路へ走る少年。
その少年には、トラックが迫っていた。
莉「危ない…っ」
莉亜は生まれつき身体能力が高かった。
だが、これは少年を守れたとしても、自分は死んでしまう。
待ち望んだ死だ。光栄じゃないか。
少年を歩道へと突き飛ばし、僕は笑った。
トラックに跳ね飛ばされた体も気にせずに。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:みるくあっぷる | 作成日時:2021年7月13日 19時