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結成 ページ36

「何故下ろす!?
俺達はそいつを狙ってるんだぞ!?」

「知ってるよ。
でも、スペードの話を聞いて余計に思ったんだ。
この任務、、、いや、トランパーには不可解な事が多過ぎるって。」

「だから、何だ?
一緒にトランパーの裏側を探れって言うのかよ!?」

ACEの態度に腹が立ち、手に力が入り過ぎて、ACEの喉元に少し刺さった。

「ちょっと待って!」

そう声を上げたのは、Aだった。

「私の暗殺を依頼したのが総理って、今言ったよね?」

「あぁ。
言ったな。」

彼女の方を見ていないが、そう答えた。

「それに、私は養子、、、。
それって、私の産みの親は総理って事?
私、総理の隠し子なの?」

「そういう事になるんじゃないか?」

一連のやり取りを聞いていたのか、ハートとまだ殺り合っているJACKが言った。

「あ?
総理の隠し子?
何で今頃殺そうとするんだよ?」

そう言いながら、JACKの得物を自慢の腕力でねじ曲げる。

「あー!!
俺の大事な大事なハニーが!!」

「邪魔だったんだよ。
つうか、ハニーって。
キモッ。」

「うるせー!
てめぇだけは絶対許さねぇ。」

ブチ切れたJACKが、服の下に隠し持っていた銃を二丁取り出す。

「おいっ、やめろ!」

KINGの言葉も虚しく、JACKはぶっ放した。

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作者名:童子 | 作成日時:2019年10月25日 8時

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