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調査 ページ24

「今、銃声がしなかった?」

ボスの部屋を後にしたハートが振り返り言う。

「多分、アイツらだ。」

スペードも振り返り、その方を睨む。

「死んだのかな?」

ダイヤのその言葉を聞いたハートが、喜びだす。

「え!?
じゃあ、俺達四天王になれるんじゃね!?」

「その四天王だぞ?
そんな簡単に死ぬ訳無いだろ。」

スペードの、死ぬ訳無いという言葉を聞いて、一気にシュンとなるハート。

「でも、ボスと殺り合ったからには、此処にはもう居られないな。」

ニヤリと笑うスペード。

「ん?
それって、、、どういう意味?」

クエスチョンマークを頭に一杯浮かべたハートが、スペードに聞く。

「居場所が無くなったアイツらは、どこに行くと思う?」

「分かんない。」

「庇ってる人物が居る場所に戻るんだよ。」

「ああ!
なるほどね!
じゃあ後をつければ、任務達成する事が出来るって訳だ!!」

スペードの説明でようやく分かったハート。

「そんじゃ、見失わないうちに行くか!」

ダイヤがそう言い、三人は来た道を引き返した。

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作者名:童子 | 作成日時:2019年10月25日 8時

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