検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:12,623 hit

調査 ページ19

−そして現在−

「上手く撮れてるだろ?
ほら、お前も見るか?」

自慢気に、暗殺したように偽装を行ったという写真を、JACKが見せてくる。

「見ない。
私は今死んでないけど、死んだ様に見える写真なんて、本人が見たがると思う!?
それも、勝手に撮られた物なんて。
普通は見たがらないよ?」

「そうか。」

偽装した写真を仕舞う。

「それより、俺達はこれから報告へと行かなきゃならない。
お前は此処で大人しくしてろ。」

ACEがそう言って、出て行こうとした。

「待って!」

「何だ?
まだ何かあるのか?」

ACEが振り返り、言う。

「偽装したとはいえ、私は狙われているんでしょ?
一人にするの!?」

「此処はJOKERさんの所だ。
そう簡単に誰かが入ってくる事はない。」

安心しろ、とACEは言うが、安心なんて出来ない。

かと言って、ACE達の事も信用は出来ない。

「JOKERさんって、誰?」

「JOKERさんは、俺達が所属する組織に居た人だ。
今は引退しているが、俺達と同じ暗殺者で、事情を全て知っているから、お前を守ってくれるだろう。」

ACEがそれだけ言い、皆出て行く。

周りを見渡すが、JOKERさんなんて人は居ない。

それどころか、私以外一人も人が居ない。

「JOKERさんなんて居ないじゃない。
嘘つき。」

ポツリと呟いた。

調査→←調査



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , キスマイ , 舞祭組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:童子 | 作成日時:2019年10月25日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。