今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:12,619 hit
小｜中｜大
偽装 ページ15
−時を遡ること二週間前−
｢いくつか方法は考えている。
とにかく、俺に任せて欲しい。｣
｢任せるのは良いけど、どんな方法だよ？｣
KINGがACEに聞く。
｢ターゲットと、同い年くらいの子供の死体は用意出来ないから、ターゲットを死体に見せかける。｣
｢え？
そんな事したら、確認された時にバレるじゃん！｣
｢やっぱりQUEENはバカなんだな。
何も実物を見せなくたって、写真でも何でも良いだろうよ。
何なら、動画で確認させても良いしな。｣
｢バカじゃないもん！｣
プクっと頬を膨らませ、拗ねるQUEEN。
｢死体に見せかけた後、その子はどうするんだよ？｣
｢そうだな、、、JOKERさんの所なら安全だろ。｣
｢ああ、なるほど。
確かに、JOKERさんの所なら問題無いな。｣
そう聞いて、JACKは納得した。
ハッキングで、ターゲットの事を調べていたQUEENが声を上げる。
｢この子の名前、分かったよ。
Aちゃんだって。
住所も、ほら。｣
ハッキングした結果を、皆に見せる。
｢よし。
これから作戦を立てる前に、情報を得る為数日間、QUEENは周辺の防犯カメラを随時チェック。
それに加え、ターゲットの事が絡んでいるSNS等もチェックしてくれ。
KINGとJACKは、交代で俺と一緒にターゲットの習慣を探る。
いいな？｣
全員が頷く。
｢次に集まるのは、作戦を決行する前日だ。
以上、解散。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：童子 | 作成日時：2019年10月25日 8時
