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日々樹渉/ショーの後の花束(姫25さんリク) ページ11

<Aside>

「笑いましょう、世界に愛の花を咲かせましょう‼Amazing☆」


テントの中いっぱいに渉の声が響き、同時に大量のバラの花びらがまかれる。

観客の歓声があがるなか___


「……………っ」


私は一人、泣き続けた___。

ーーーーーーーーーーーーーーー

「ぐすっ、ぐすっ………」


ショーが終わった後の帰り道。私は街灯も少ない暗い道を一人で帰っていた。

通行人がいない、暗くて寂しい道を泣きながら歩く。

___ふと、肩に誰かの手が乗った。驚いてふりかえる。


「誰⁉」


すると目の前にバラの花束が差し出された。

しかし、その花束を持っている人はいない。驚いたことに、花束は宙に浮いていた。

とろけるような闇の何処からか、声がする。


「ふふふ…誰でしょう…?」


私はため息を1つついて口を開けた。


「渉、はやく出てきて。あと花束顔に近すぎ。てか浮いてんじゃん」


そういうと闇から渉が登場した。


「バレてしましましたか〜。そうです、貴方の日々樹渉です…☆」

「渉、何のよう?私、はやく帰りたいんだけど。」

「久しぶりに会った恋人に対する言葉とは思えませんね〜。

まあでもAも急いでいるようですし、簡潔に済ませましょう‼

今日のショーはどうでしたか?感想をお聞かせください☆」


そんなこと聞くためにわざわざ追いかけてきたの?

そう思いながら私は今回のショーの良い所と改善すべき点を言った。


「ありがとうございます‼さすがはプロデューサーですね☆」

「………元、プロデューサーだから。私はもう、夢ノ咲の生徒じゃない。」

「私には、私たちには永遠にプロデューサーですよ☆」


そう。私はもう夢ノ咲の生徒じゃない。

父と母が交通事故で亡くなって祖父母の家に引っ越した時、転校したのだ。

それから皆とは会っていない。

………渉を除いて、だが。

私と渉は付き合っていた。なので転校した後もこうして会ったりしている。

今日は渉の所属するユニットのショーがあると言うので見にきた。

でも、誰とも会わずに帰ってきたのだ。

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(プロフ) - ↓リア友? (2017年10月15日 17時) (レス) id: 7d3f46fa17 (このIDを非表示/違反報告)
姫25 - あたくしも紅月、見たいですわ!(すみません、文ストのナオミ風に言ってみました。)m(__)m (2017年6月24日 20時) (レス) id: 7953eeb46f (このIDを非表示/違反報告)
夏蝶(プロフ) - ねーねー (2017年6月3日 20時) (レス) id: aec3da9fd7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ( ̄・ω・ ̄) (2017年4月25日 0時) (レス) id: 0dd406faf6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - (´。つД⊂゚。`)ぇんぇんwwwはや,まだ風呂なんだけど( 'ω') (2017年4月23日 0時) (レス) id: 0dd406faf6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:2次元の住民 | 作成日時:2017年2月20日 0時

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