絶望 ページ18
私は軽く目を瞑り、次におこるであろう事を、言われるであろう魔法を待った。
グレイブス「リベリオ」
長官は軽く杖を振ると、温かい魔力が流れ込んでくるのがわかる。
…この呪文を唱えてくれる人をずっと待ってた。やっと戻れる。
私は目を開け自分の姿を見た。が、やはりニフラーの黒いフワフワの体のままだ。
…どうして。やっと…やっと戻れると思ったのに。
膨らみすぎた期待感の後にやってきたのは、大きすぎる絶望感だった。体が急に冷たくなり、とても寒い。私の体から白いもやのようなものが出てきて、目の前が白くなる。
ニュート「…A?」
ニュートが私の体をそっと触ると、さっきの冷たかったものはなくなった。
…そういえば、さっきの現象なんだろう。あの体が冷たくなる感じ…どっかであったような…。思い出せない…。
『キュッ!?』(ひゃあっ!?)
自分の考えに没頭していたから、いきなり触られて変な声を上げてしまった。しかし、その声はニフラーの言葉に自動変換されている。
…ニフラーでよかった。あんな間抜けな声を長官に聞かれたら、もうまともに長官の顔見れないよ。
169人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルイーザ - もちもちさん» ありがとうございます!ファンタビを見ていて、あぁーニフラーになってニュートと一緒にいたい…と思ったのがきっかけです笑 (2019年3月2日 19時) (レス) id: 9b9c086320 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - 自分が二フラーになるというのは斬新なアイデアですね!!! (2019年3月2日 11時) (レス) id: 1a117e39f3 (このIDを非表示/違反報告)
ルイーザ - かなとさん» 外しておきました。ご指摘ありがとうございます。 (2019年3月1日 17時) (レス) id: 9b9c086320 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読んでオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月1日 16時) (レス) id: 32a3956d03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルイーザ | 作成日時:2019年3月1日 14時