やぁ、どうも。５ ページ5
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musimegane side
『虫さん、虫さん』
虫「なにー」
『編集終わった、めちゃ頑張った』
虫「良い子だねー、リンちゃんは」
『ご褒美は！』
虫「なにがいーの」
『ぎゅー！して！』
虫「は？！」
お昼過ぎの、天気が良くて気持ちいい日。いつもみたく編集を終えたリンは自分のパソコンを持って、まだ編集をしている僕の横に腰掛けた。
ご褒美、と言われて頭に浮かんだのはお菓子とかチョコレートとか、そういう物。
だから、予想外の返答に思わずいつもより大きい声が出る。
リンはたまに、ほんと変な事を言う。
『ぎゅー！だよ、ハグ！』
虫「いや、なんでそんな急に」
リンと、そういう事をした事ないっていったら嘘になるけど、改めてぎゅーをご褒美にしてほしいなんて言われると小っ恥ずかしいというか、なんというか。
『良いからするの！』
虫「わ、」
思いっきりリンに抱きつかれて、そのままソファーに押し倒された。
虫「〜っ、もう、…なんかあった？」
『虫さん、知ってる？』
虫「ん？」
『ハグって、ストレス解消の効果あるらしいよ』
虫「うん…らしいね」
『虫さん、疲れてそうだから…ちょっとでも癒されたら嬉しい』
虫「！…もう、なに、それ…」
確かに、最近ちょっとバタバタしてて、疲れてはいた。個人的な仕事だったり東海オンエアの仕事、動画撮影に編集…あんまり、そういうの見せないようにしてたけど。
『虫さん頑張りすぎ、頑張ってて偉い、偉いけど…無理しちゃだめ。私もみんなもいるよ』
ちゃんと見ててくれてた事が、めちゃくちゃ嬉しかった。
虫「ありがと、リン」
『疲れたらいっぱいぎゅーしよ』
虫「疲れてる時だけ？」
『疲れてなくても！』
へへへ、なんて耳元で笑うリン。
抱きしめる腕に力を込める、リンとの身体がもっと密着する。あたたかくて、柔らかくて、きもちいい。
あぁ、リン…。
本当に、めちゃくちゃ愛おしい。
心の底からそう思う、僕の大事な人だ。
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Nico(プロフ) - riri_purukawaさん» わあああありがとうございます( ; - ; ) 嬉しい…ちょっとSっ気のある女の子可愛いです。更新頑張れますありがとうございます (2020年8月1日 17時) (
レス) id: db43a8f8e5 (このIDを非表示/違反報告)
riri_purukawa(プロフ) - しばたの話めちゃくちゃ好きです。いや、全部好きです。 (2020年7月26日 10時) (レス) id: be778bbdda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nico | 作成日時：2020年6月18日 16時
