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『いくでしょ、東京観光』と無駄にいい声で言われたおのぼりさんに該当するふたりは目を輝かせて『トーキョートーキョー』とはやし立てる。
「よくもまぁ、、」
TDLに行きたがる釘崎と中華街に行きたがる虎杖。どっちも東京ではないことはさておき。東京観光などはなからする気ない五条に呆れるA。
伏「?どうかしたんすか?」
伏黒にそう聞かれ『なんでもないわ』と答える。
五「それでは行き先を発表します」
五条がそう言うと聞こえるはずのないドラム音が聞こえてくる。
五「、、、、六本木」
何故かエコーがかかって聞こえてくるが行き先を告げられたふたりは言い争っていたが目を輝かせて喜ぶ。
「伏黒。」
突然、真剣な面持ちで伏黒に向き合うA
伏「はい」
伏黒の肩を掴み『あんな大人にはなってはダメよ』と告げて先に行く五条達について行く。
伏「浅成先生、、、?」
突然なんだろうと思いながらも後をついて行く伏黒であった。
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期待に胸を膨らませ着いてきた2人。
着いた先は、近所に大きな霊園がある呪いのいる廃ビルであった_____
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廃ビルを見上げ怒りに震える2人。『地方民を弄びやがって』と叫んでいる。
伏「いますね、呪い」
そう冷静に告げる伏黒。Aが呆れていたのはこの事だったのかと納得する。
五「近くにでかい霊園があってさ。廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したっていうわけ。」
そんな2人を気に止めることも無く話をする五条。ショックを受ける釘崎があまりにも可愛そうなので慰めるA。
「釘崎。落ち着きなさい今度休日にでも私がオススメの店へ案内してあげるわ」
そう言われ『ほんと!』と目を輝かせて喜ぶ釘崎に『ええ』と微笑み釘崎の頭を撫でるA。後日 釘崎はその時の浅成が女神に見えたと語った。
虎「やっぱ墓とかってでやすいの?」
と疑問に思い質問する虎杖。
伏「墓地そのものもじゃなくて墓地怖いって思う人間の心の問題なんだよ」
そう丁寧に説明する伏黒に納得し。『あぁ、学校とかも似た理由だったな』と言う。
すると釘崎はまるで初めて聞くかのように言う虎杖に驚きを覚える。
釘「ちょっと待って、こいつそんなことも知らないの?」
そう言われつい最近一般人であったこと。宿儺の指を食べ受肉した事を説明する
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作者名:吉村 | 作成日時:2020年11月24日 14時