検索窓
今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:3,128 hit

学生時代4 ページ16

·


 いつもとは違う雰囲気の彼にあっけに取られていたAは自分の置かれている状況に気づき、慌てて抵抗する


 「わ、わたし二度寝なんかしないわ!自分の部屋に帰る!!」


 そういうが虚しくも布団に運ばれ既に横に並ぶ五条にしっかりとホールドされてしまっている


 五「うるせー、さっきより酷いことされるのが嫌だったら大人しく寝ろ。」



 この男ならやりかねない、そう思い仕方なく彼の言う通りにするA。



 彼に頭を優しく撫でられ元々早起きが苦手だった彼女は先程の緊張状態から抜け出せたこともあってすぐ寝てしまった。


 五「こいつ、、まじかよ。」


 自分は男して意識されていないのかと思う反面、可愛い寝顔の彼女を見て優しく微笑み額にキスをして頭を優しく撫でる。


 五「んで、居るんだろ。入ってこいよ」


 そう扉の外の人物に話しかける。すると扉が開き先程出ていったはずの田島がいる。


 田島「あれはやりすぎだ。」


 そう苦笑いをする彼は彼女といる時とはまた雰囲気が変わっていた。


 五「お前、次こいつに同じよーなことさせたら覚えてろよ。」


 ようは次同じことをされたら耐えきれないから鈍感な彼女をちゃんと見とけという意味だ


 田島「いやー、上目遣いで田島の作ったプリンを食べられたからと怒る理由を告げられたら止められなくて、、すみませんねぇ」


 今度はにやにやと五条をからかうように話す田島。




 五「ふっ、お前も大概バカなんだな」



 田島「はい、悟お坊ちゃんと一緒でお嬢様バカですよ」



 五「お坊ちゃんはやめろ。お前が言うとムカつく____





 悲劇が起こる前の穏やかな時間は彼らに気づきも与えず残酷にも早々去っていくのであった









·









·









·








 何も知らずに幸せだった頃の彼らのお話

○→←学生時代3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 許嫁   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:吉村 | 作成日時:2020年11月24日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。