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「ほんとにお前らなんでここにいるのって顔してるね」
「お前ら、とは思ってないですけど、普通にどうしてかなとは...」
「北斗が来たいって言うからさぁ」
「えっ、」
「言ってないし、樹、余計なこと言うな」
一瞬でも期待してしまった自分が馬鹿だった。
北斗先輩がそんなことを言うはずもない。
ニヤニヤしながら樹先輩はまた、Aちゃん、ごめんねって謝る。
「大丈夫ですけど、じゃあどうしてですか？」
「明日の放課後は練習が無くなったよって伝えに来たの。
LINEでも良かったんだけど、Aちゃんのクラスの近くに移動教室で来るし、どうせだから直接言おうと思って」
「そうなんですね、了解しました。
わざわざ有難う御座います」
樹先輩、ナイス選択です。
って言いたくなるのを抑える。
部活以外で北斗先輩に会えるなんて、なんて幸せな日なんだろうか。
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「いやぁ、でもほんとごめんね？
慎太郎と仲良くしてるとこ邪魔しちゃって」
「えっ、いや、誤解してません？
慎太郎とはそういう関係じゃないですから」
また樹先輩はニヤニヤしながら、謝ってくる。
その横で特に表情も変えず、私たちの会話を見守る北斗先輩。
「てか、樹、もうチャイムなるぞ」
「まじ？じゃあ行くか。
っていうわけだから他のみんなにも伝えといてね！」
「分かりました！」
「じゃあね、Aちゃん」
手を振ってくれる樹先輩に手を振り返して、隣にいる北斗先輩と目が合い、軽く会釈する。
すると先輩も会釈してくれて、なんだか恥ずかしくって慌てて目を逸らして、教室に戻った。
やっぱり今日はとっても幸せな日かもしれない。
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おむらいす(プロフ) - いろいろと、おめでとうございます!!!とても楽しく読んでいます!!!更新頑張ってください!! (2019年11月17日 0時) (
レス) id: 720468669b (このIDを非表示/違反報告)
キミ(プロフ) - すごく素敵なお話なので評価は気にせずどんどん書いていただきたいです！ (2019年11月15日 22時) (レス) id: f71e120e05 (このIDを非表示/違反報告)
つくも(プロフ) - あ、ぽむりんこむちゃん！はっ！凄い面白いし、キュンキュンします！これからも更新頑張って下さい！ (2019年11月14日 22時) (レス) id: 93c1aaa9cc (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - めっちゃキュンキュンしてます!!早く結ばれてほしい!! (2019年11月10日 7時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - めっっちゃキュンキュンしてます……！！更新楽しみにしてます！ (2019年11月7日 19時) (レス) id: 77570be88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：r. | 作成日時：2019年8月1日 0時
