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拾漆 ページ23

連れてこられた場所は作法室だった。
Aは状況が分からず混乱していると兵太夫と三治郎と赤髪の忍たまが沢山の化粧道具を持ってきた。それを見た時全てを理解してほんの少し引いた。
【え?あないなあほ高い化粧品をこないに持ってるって…金持ちか?怖…】

赤髪の忍たまは伝七と名乗ったあと三人と後から来たきり丸に囲まれて好き放題された。
数分後、バッチし化粧された状態で開放された。助かったと思って周りを見ると六年生全員がAを見ていた。あ、死んだと思いすぐにお面を探すが何処にも無かった。何故なら庄左ヱ門と彦四郎が隠し持っていたから。
A以外はそれを知っていたのでこの部屋にあるはずも無いものを見つけてる女の行動は滑稽に見えた。
Aは諦めて庄左ヱ門の近くに向かい手を伸ばした。
『おめぇが仮面隠したんやろう?早う返せ!』

「嫌だよ。だって返したらすぐにつけてしまうじゃないか。せっかく綺麗なのに。」

Aは頬を赤らめて冗談を言うなと怒鳴るが照れ隠しをしてるんだろうと思いさらに可愛いと思った。
Aはどうにもならないと思いあるもの達を呼んだ。
『きり丸・七鞠(ななり)・平太こらどないな事や?説明しろ。』

七鞠とは誰だという疑問は直ぐに無くなる。
きり丸・七鞠・平太が一斉にAの近くに寄りなぜ作法室に連れてきたか経緯を話す。
その間、六年生は七鞠の事を見ていた。一応主人である兵太夫でさえも固まっていた。
庄左ヱ門は七鞠…伝七になぜ名前が違うのか、なぜ古い名前をAが知ってるのか聞く。
伝七は一瞬嫌な顔をしたが答えないとまた面倒臭い事になるだろうと考え素直に全て話す。

「はぁ…そんなの少し考えればわかることだろう?昔、兵太夫がまだあの場所へ来る前に『鞠』が来たんだ。」

「鞠ぃ?」

団蔵が聞くと伝七は隣にいたAを指さした。
Aは何か納得して話す。

『多分、自分が七…伝七に鞠をあげたさかいそう呼ばれたんちゃう?あの時なのなら無かったしね。』

兵太夫以外が納得する。
続いてきり丸はなぜAと知り合いなのか聞く。
きり丸は妖怪になる前に注意されたとだけ話た。
Aも本人話したないなら言えへんなとそれ以上は語らないと思いきり丸の事は終わった。
最後に平太に聞く……

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五郎八(プロフ) - 続き待ってます。 (2022年10月1日 21時) (レス) @page19 id: af7dc7f4c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:眠り屋 | 作成日時:2020年10月10日 22時

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