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嫌い4 ページ5
「ふふ……やっぱり綺麗です。」
「い、やぁ……」
司君が俺の体のラインを指の腹でなぞる。
擽ったいのか、なんなのかわからない感覚が背筋をビリビリとはしる。
「音海君のことはよく見てましたから、頑張ってることも知ってました。私だけが音海君のことをわかってあげられると思っています。お兄様方には悪いですがホントは監 禁してしまいたいほど貴方が愛おしいんです。今こうやって身体に触れられて感じている音海君が欲しくてたまりません……」
「い、やだっ怖いッッ…」
「あああ……愛おしい…」
怖い
司君が怖い
「た、すけてッッ…」
助けなんか来るわけないのに出ない声を出して助けを求める。
「無駄ですよ音海君。離さない……」
司君の手の力が強まる。
このまま逃げられないのならば心を無にして…無駄な期待は置いといて、道具として
大人しくしていたほうがいいのかな
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作者名:猫助隊長 | 作成日時:2015年6月9日 22時