料理オタク彼女の非日常【黒バス】

11：料理開始 ページ12

調査しゅーりょーお疲れ様。誠凛は行く前に監督さんに確認してるから…うん、完璧。


って事で！夕飯の準備に取りかかりますか！！


キッチンはとてつもなく綺麗で広かった。もう聖地だよ本当にありがとうございます。


もうメニューは決めてるんだな〜。フッフ〜じゃあ最初にサラダ作ろ！！


冷蔵庫を開けると、そこには沢山の宝石達(食材)が輝いて…なんて素敵な宝箱！！その中から厳選して野菜を取り出して、水でサッと洗う。



「おー慣れとるなぁ。」



そして、軽く洗った野菜の皮を私専用の包丁で剥いてく。この包丁は私の相棒。持ってきました。



「おぉ、綺麗な手つき…流石誠凛の料理部のエースと呼ばれてるだけあるなぁ。」



キャベツ、人参、キュウリ、紫玉葱、其々を千切りにしていく。あ、ドレッシングも作らなきゃ…えーと金ゴマとか…あるかな？


野菜達は綺麗な千切りへと姿を変えていく。



「切るの速いなぁ。ワシやったら間違って手切ってしまうわ(笑)しかもこの量をこんな短時間で…自分、スゴいやん。」



よし、量が多かったけど何とか出来たぞ！！次はドレッシングかぁ…うん、混ぜるだけだし後で良いかな。あ、金ゴマだけ確認しないと。


冷蔵庫さーん…あっ！あった金ゴマ！！ワァイありがとうトマト君！！よしじゃあゴマは後で炒めて香りを引き立てるとして…



「瀬村さん、聞こえてて無視しとるん？ワシ寂しいんやけど。」


『あ、こんにちは…中…桐皇の主将さん…？』


「今、何を言おうとしたん？てか、今吉や今吉。これくらい覚えてくれんと困るわぁ(笑)」



中華まん先輩はカウンターに肘をついて、私をニコニコしながら見てくる。何か用かな？

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