料理オタク彼女の非日常【黒バス】

1：合宿！？ ページ2

『で、どしたの？』


「実は夏休み中にあるバスケ部の合宿に参加して欲しいんです。」



と、真剣な顔で話す。


バスケ部の…合宿？



「実は…合宿中はご飯を自分達で作らないといけないのですが…生憎、出来る人がいなくて。」


『そなの？』


「はい…火神君は出来るんですけど、彼は選手なので…」



驚いた…バスケ部の合宿とか言うからバスケしろって事かと思った。


まぁ、バスケなんて無理だけど。


成る程、料理の戦闘要員が足りてないのか。



『マネージャーとか居ないの？』


「他の学校には居ますよ。誠凜には2年の先輩の監督は居るんですけど、作ると言うより造るって感じで…」



あー…遠い目をしてる…


何となくどんな料理が出来上がるのか分かった。



『因みに、何日間作ればいいの？』


「合宿は5泊6日の予定なので…」


『おぉっ！！料理作り放題！！』


「はい。ですが、結構大人数なんです。キセキの世代が居る各6校と霧崎第一と言う所が来るんです。」



わー…これは美味しい話！！


朝から晩まで料理祭りじゃんワッショイ！！



『是非参加させて！く…黒木君！！』


「黒子です。」


『あ、ごめん。えっと…合宿について詳しく教えて貰える？』


「はい！ありがとうございます瀬村さん。」



予定は○月△日〜○月□日まで。(5泊6日)


参加高校は誠凜、海常、秀徳、桐皇、陽泉、洛山、霧崎第一…高校のスタメンの皆さんと監督、マネージャーさん。


私の仕事は…参加者の朝昼夕のご飯を作る事


ほぉー！何かスゴイ！！



『分かった。』


「じゃあ、監督には僕から話を通しておきますね。決定事項と詳細を連絡したいので連絡先教えてください。」


『あいよー…っと。』


「ありがとうございます。それではまた。」



話を終えたラムネ少年は嬉しそうな顔で図書室を後にした。

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