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2章 少女と異能と死と ページ17

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私の自虐じみた説明を聞いて怯んだ国木田さん

けれど、まだ私が此処に残る事に反対らしい。そんなに嫌かな、私が居るの




「もしかしたら親族がまだ居るかもしれんだろう!」

「国木田さん!
Aちゃんの親族調べたンですけど、全員疎遠か絶縁状態で……その……」



要するに私を"弔う人間"も"養う人間も居ない"って事ね

大変言いにくそうに伝えてくれた谷崎さんに感謝しないといけない。有り難や……



あと、もうひと押し



『私、ここにいちゃ駄目ですか?
一瞬なら物も持てるから多少の雑用とか。あ、食費掛かんないです……』

「いいじゃないか。幽霊の1人くらい」



「ゔっ……いや、せめて社長に許可を取らない事には!」





国木田さん、予想以上に真面目で頑固なヒトだな
────かっちりしてると言うべきか、クソ真面目と評価すべきか

一歩も何故か譲ってくれない彼を前に、どうしたものかと唸った



次の瞬間



「只今帰りましたー!」



金属製のドア勢い良く開いた
向こう側に立つのは、麦わら帽子が似合う金髪の少年と



「社長!いい所に!」

「……その幼子は、如何した」



社長と呼ばれた男性が現れた。銀髪に和装がよく映えてる
特徴は眉間に刻まれた皺……

ごめんなさい。一言いいでしょうか




『(──────社長さん、怖い!!!)』




「あ、コラ。私の後ろに隠れないの」





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めろんぱん(プロフ) - よしなさん» ありがとうございます! (2019年1月2日 23時) (レス) id: 0025d5f8f2 (このIDを非表示/違反報告)
よしな - とっても面白いですね!正月時で忙しいとは思いますが更新頑張って下さい!とても楽しみにしております! (2019年1月1日 20時) (レス) id: 383b340c0d (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - Rei@すいオレ,さん» ありがとうございます! (2018年12月31日 22時) (レス) id: 0025d5f8f2 (このIDを非表示/違反報告)
Rei@すいオレ,(プロフ) - 更新頑張って下さい!! (2018年12月31日 18時) (レス) id: f1f3cb152e (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 家から出たくない主義さん» ありがとうございます!頑張ります|ω´) (2018年12月30日 18時) (レス) id: 0025d5f8f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めろんぱん | 作成日時:2018年12月28日 17時

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