6章 3月14日の黒狗 ページ25
あれから21世紀僕青年(以後やつがれ君)に付いていくこと10分
勇気を雑巾絞りして出して話しかけるも
『あの……何処に向かってるんですか？』
「良いから付いてこい」
『私を連れてきた理由は……』
「その場についてから説明する」
上手にかわされ、はぐらかされたので諦めて付いて行ってます
正直泣きたい今日この頃であります……
……ちなみにハンカチ１つ盗られても何ともないんだけど
なんかこう……これを断ったらなんか死ぬ気がしてならない。本気で。
「おい」
『はっはい！』
「着いたぞ」
ようやく着いたか……
そう思って目の前を見ると、一件のお店が建っていた
然し
『……申し訳ないんですが、此処に用事が？』
「…………嗚呼」
思わず尋ねると、「僕だって来たくは無かった」と幻聴が聴こえてきそうな返事が返ってきた
まぁ……全身黒のやつがれ君が進んで来たいと思う場所じゃないよね
その店は
明るいピンクを基調としたファンシーな外装
中には女性客が溢れており、男性の彼としては1人で入るのを拒否したくもなるだろう
『えっと……ここで私はどうしたら良いのですか？』
此処で「そう云う趣味が？」とボケる勇気は微塵も残っていないので素直に聞いた
すると非常に小さな声で
「贈り物を選んでほしい……」
『………りょ、了解です！』
人生でこんな険しい顔で頼み事(拒否権無し)をされるのはこれ以外無いな！
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錐 - みたらし団子をお手洗い団子と読んでしまった・・・ｗｗ (2018年3月28日 14時) (
レス) id: 42d712d7a6 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - めろんぱんさん» なるほど。 (2018年3月21日 0時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 硝子玉。さん» ご意見ありがとうございます！たしかに夢は浅い眠りの時ですが、夢主の異能で眠らせると"深い眠りかつ夢を見る"という設定ですので、異能力だからだと思って頂けるとありがたいです…… (2018年3月19日 17時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - 夢を見るのは浅い眠りの時ですよ。 (2018年3月19日 16時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - りんずさん» ありがとうございます！ (2018年3月18日 21時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2018年3月12日 19時
