3章 疲弊眼鏡役人 ページ11
「夢城さーん！あの方が今月も倒れてます！」
『げっ……矢っ張り今のは彼奴が倒れる音か……』
私の店は小さくひっそりと佇む系の店なので、ずっと客が絶えない訳では無い
知る人ぞ知る〜って感じだね！素敵ッ！←
……そんな店なのでまぁ、毎回来る人間の顔ぶれは大体同じ
そして来る度に店先で倒れては店で一番力のある私が運ぶ彼奴は───────
『坂口様……申し訳ございませんがせめて店内迄頑張ってください……』
「……すみま…せ……」
げっ……此奴気絶しやがった巫山戯んな重いんだよ成人男性は！！
にしても毎度のこと酷い隈……
「ん……」
『あ、起きられました？』
気絶して5分後、何とか意識を取り戻してくれた…
起きてもらわないと何時に起こせば良いか分かんないしね
『本日は何時に起床をお望みで？』
「今日は非番なので……店の閉店ギリギリまででお願いします」
嗚呼……だから開店して一番に来たのか……
『分かりました。それではこちらに着替えて奥の部屋で横になってお待ちください』
……とゆーか早く寝てくれ
そして私はカウンターの後ろのスペースに入って、飴を一つ舐める
何故か分からないけど私の異能使うと糖分が欲しくなるんだよねぇ……脳みそに関係するから？
『失礼します……って』
もう寝てんじゃん……
起こさないようにゆっくりと彼の元へ近付く
そして彼の目元を手でゆっくりと覆ってから
『おやすみなさい坂口様……』
『……きっと今日も友人だった赤毛の彼を見るんでしょう？』
彼から帰ってきたのは規則的な呼吸の音だけだった
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錐 - みたらし団子をお手洗い団子と読んでしまった・・・ｗｗ (2018年3月28日 14時) (
レス) id: 42d712d7a6 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - めろんぱんさん» なるほど。 (2018年3月21日 0時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 硝子玉。さん» ご意見ありがとうございます！たしかに夢は浅い眠りの時ですが、夢主の異能で眠らせると"深い眠りかつ夢を見る"という設定ですので、異能力だからだと思って頂けるとありがたいです…… (2018年3月19日 17時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - 夢を見るのは浅い眠りの時ですよ。 (2018年3月19日 16時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - りんずさん» ありがとうございます！ (2018年3月18日 21時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2018年3月12日 19時
