【HQ】ヘーゼル色の光【夜久衛輔】

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まさかこの2人が歴史苦手とは全く想定しておらず、思わず驚愕の声を上げてしまう。信君は実直に出来事を淡々と覚えてそうだし、衛輔は『覚えればいいだけだろ？』みたいな事言ってほぼ力技で暗記してそうなのに！

「『信君は実直に出来事を淡々と覚えてそうだし、衛輔は【覚えればいいだけだろ？】みたいな事言ってほぼ力技で暗記してそうなのに！』てぇ思ってないですかお嬢さん」
「うげ。なんで分かるんでしょうか黒尾さん」
「事実かよ！」
「まぁまぁ夜久、落ち着け」
「いやぁ〜お顔に書いてありましたよ？その美しいご尊顔に」
「絶対黒尾さんに弱いとこ見られたくないです……」
「ナハハハ！いいねぇ！これからAの弱み探しておちょくろうかしら！」
「頼むからやめて？」

そう言いながらそれぞれ日本史および世界史の教科書等手にして机の上に置く。このまま互いの勉強を始めるのも良いのだが、ふと気になって3人に ねぇ と言葉を投げた。

「末っ子扱いされてるみたいってさっき話したけどさ、皆誕生日いつなの？」
「そう言えば共有してなかったな。黒尾さんは11月17日のさそり座です」
「俺は8月8日！覚えやすいだろ！獅子座だ！」
「4月8日、牡羊座。夜久とは綺麗に4ヶ月離れているな。」


………………一級フラグ建築士、鮮やかに合格。
恐らく本日1番の悟りきった笑顔を浮かべているだろう。

「12月14日。射手座です………」
「……つまり、末っ子扱い通り越してこの中ではお嬢さんが末っ子……？」
「ソウデスネ……」
「ブワッハッハッハッ！あひゃ〜〜〜！Aちゃんフラグ過ぎません！？面白すぎるんですけどォ！！」

予想はしていたが、黒尾が大きな声で爆笑し始める。耳を塞いでおいて良かった。信君はいつもの笑顔でうんうんと頷いている。妹を見守るみたいな眼差しで見られているぞこれは。いいけど。

「ッなぁ！ここのメンツ！春夏秋冬それぞれ生まれてんじゃん！！」
「うお、ホントだ」
「皆の誕生月、それぞれ季節に分けやすいもんな。」
「4月・春に海、8月・夏に俺、11月・秋に黒尾、12月・冬にA！すげぇじゃん！！」
「ホントだ……！？よく気づいたね！？」


「───────俺ら、出会うべくして出会ったのかもしれねぇな！」

「…スゥゥーーー……」
「わお……」

「ん？黒尾、A、どうかしたか？」
「多分というか間違いなく、『夜久のイケメン！バカァ！』なんて思ってるんだよ」
「海に思考読み取られた」
「同じく」

＊10-1.→←＊9-5.

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキーアイテム

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あずきいろ

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X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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