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(……それだけ、今の君達と居るのが心地良いってことなんだ。)
ありのままを話して、それぞれ受け入れてくれるこのメンバーに対して、なんとも形容し難い感情を抱いているようで。
それを言葉にするのはまだ恥ずかしくて、暗号にしか見えなかった物理基礎の教科書に視線を落としながら、黄色の蛍光ペンを筆箱に仕舞った。
「……夜っ久ん、次から注視して見ておきな？」
「っ。黒尾に言われなくてもそうするに決まってんだろ」
「ん？ごめん、何か言った？聞こえなかった」
「いやぁ何も？Aちゃんの弱点握れたね、どう揺すろうかって話」
「お前が言うと洒落にならないからやめろ黒尾」
「？揺すられるのは勘弁だけど、聞こえなくても大丈夫だったってことで解釈しとくね」
一体何を話していたのか2人の声が小さくて聞こえなかったけれど、今いるこの空間の心地良さに流されて、それ以上深堀りはしなかった。男の子同士の、女子に聞かれたくないような会話もある訳だろうし。
「これで一通り物理基礎の範囲は通ったけど、他に不安なところはないか、A？」
「大丈夫！あとはワーク解いて問題に慣れるようにするよ。また何かあったら皆に聞くね。ありがとう！」
忌々しく思えていた物理基礎の教科書やノート・ワーク等を、テーブルの傍に持ってきておいたキャスター付きのサイドテーブルへパサりと置いた。次の科目は何だろうか、と思っていたら、鉄君が私の思考を読み取ったかのように背伸びしながら口を開いた。
「んじゃあ次の科目はどうします？」
「Aが生き生きしてっから、今度はAが教える側になるのはどうだ？」
「いいね。夜久の意見に賛成」
「完全に末っ子扱いされてる気がしますけども、今とても気分がいいのでその提案にまんまと乗っかる！英語と歴史が得意だよ私」
自分のコップに注いでいた烏龍茶が誰よりも真っ先に切れたので、冷蔵庫へパタパタ向かいながら得意科目を告げる。
合わせて3人のコップにそれぞれ補充していると、意外そうな顔をした後に苦虫を噛み潰したような表情を各々整った顔に浮かべる2人がいた。
「俺世界史が苦手でさ…。カタカナ多すぎて抵抗ある上に、そのカタカナと出来事を覚えるのに頭がごちゃごちゃしてくる」
「俺は日本史だな…。漢字が多くてキャパオーバーしてしまうからどうしても苦手だ」
「え、衛輔と信君マジ！？」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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RiN(プロフ) - アレグラさん» アレグラ様コメント感謝です！まさかのどちらも経験者だとは……！！！私はバレエだけなので、アレグラ様のような方にそう仰っていただけるとは恐れ多いながら自信にもなります😭文才…！？嬉しすぎて飛べます！(？？？)体調もお気遣いいただき感謝です！頑張ります！ (4月1日 1時) (
レス) id: faf67d3121 (このIDを非表示/違反報告)
アレグラ - コメ失礼します!!私自身バレエ経験者で中学時代は部活がバレー部、とすごくグッ,,,とくるものがありました☺️あと、作者様の文才がありすぎて、、、！！これからも体調に気をつけつつ更新頑張ってください！！クソ応援しております！！ (4月1日 0時) (レス) @page36 id: 0706ceb5c7 (このIDを非表示/違反報告)
RiN(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナ様コメント感謝です！夢小説向けな夢主ちゃんじゃないよな…て思いながらも好き勝手書いていた中で、こんなに素敵なコメントいただけて純粋に嬉しい限りです！これからも頑張って面白いと思えるような作品にしていきます！ありがとうございます！ (3月10日 18時) (レス) id: faf67d3121 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します！めっちゃ面白いです！！続きが待ち遠しいです！！頑張ってください！応援してます！ (3月10日 18時) (レス) @page24 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiN | 作成日時：2024年3月6日 3時
