【HQ】ヘーゼル色の光【夜久衛輔】

＊4-3. ページ20

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まるで菩薩のような笑顔を浮かべながら、海は爆笑している黒尾をスルーしながら私にそう提案してくれる。考えを瞬時に巡らせて聞いたばかりだったから、なんだと少し肩の荷が軽くなった心地がした。

「え、あ、そういうこと！？なんだ、変に身構えて損した気分……」
「やーばい、雪月ちゃんって結構根は真面目なのね？？」
「根【は】ってなに？【は】って。1年だしマネ業始動したばかりだし、なんか教わるのかなって思っただけなんですけど！？」
「まぁ、雪月の気持ちも分からない訳ではないな、俺も似たようなこと考えちまうかも。」
「やっぱりそうだよね夜久！？」
「ん。あとコイツの笑い声結構デケェから気をつけるんだぞ」
「デカすぎませんかね。他の女の子とか好きになった子の前でもコレはビックリすると思います」
「そこはまぁほら、黒尾さんサラッとスマートに上手く出来ちゃうから」
「まず私の前でもやって欲しかったかな！！」

ぎゃいのぎゃいのと言い合いをしながら学校の敷地内を出て、階段を降り始める。
何処に食べに行こうか、と海が提案してくれた矢先。

「肉！」「魚！」
「あー…………。」
「俺らが入部した時も、全く同じ会話をしていたよ」

思わず声が出ていたのを察してくれたのか、海は笑顔を絶やさずにそう教えてくれる。そう教えてくれた横でも、黒尾と海はドコなんちゃらさんやら日本語喋れよやら言い合いを始めていた。黒尾は言い合いするのが趣味なのだろうか。

「てか、私も入部したんだから、私が決めても良くない？横暴？」
「いや、そうだぞ雪月が決めるべきだわ！」
「すみませんねぇウチの夜久パイセンが肉好きなもんで」
「うるせぇぞアスタキサンチン！」
「ドコサヘキサエン酸だっつってんでしょうが！」
「じゃあ間をとってスタバ！！」
「エッ？」「スタバ？」
「スタバかぁ。スタバなんて、1度姉ちゃんと何年か前に行ったくらいだなぁ。楽しみだ」
「んじゃ決まり！新作のフラペチーノとフードが気になってたんだよねぇ〜。だってチョコとベリーソースのフラペチーノだよ？フードもチョコとミックスベリーのタルトが出てるなんてさぁ〜〜〜チョコもベリーも好きな私が主に黙ってないんですよ。やった〜嬉しい〜〜〜」

少しだけではありますが、この人達(主に黒尾かもしれない)の扱いが分かったような気がします。

＊5-1.→←＊4-2.

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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