自然天然森ガール？～不死鳥の騎士団(前編)～ (ページ10)

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10話ページ10

先生の後を追ってそのお家の中へと足を踏み入れる

入ってすぐに出会ったのは、モリーさんだった

モリ「Aじゃないの！セブルス、何故貴方が一緒に？この子はどこに居たのですか？」

セブ「偶々近場で拾っただけだ」

『モリーさん、お久しぶりです』

モリ「ええ、ええ、お腹空いてるかしら？丁度これからお夕食ですからね、貴女も食べなさいな」

モリーさんに腕を引かれ、厨房へと連れていかれた

セブルス先生は直ぐに家から出ていってしまった

厨房に入ると、私が会いたかった人達が沢山集まっていた

ハー「A！貴女、今まで何処に居たのよ！」

真っ先に気付き、詰め寄ってくるハーマイオニー

ロン「君ってばもしかして地球の裏側まで行ってたのかい？全然連絡も無いし…」

呆れたように笑いかけてくるロン

ハリ「A、何で手紙もくれなかったんだ！僕が吸魂鬼に襲われたって知ったら一番に駆け付けると思ってたし、それに…」

怒ったような表情で見つめてくるハリー

思いきりハリーに抱きつく

『ハリー、ごめんなさい、貴方の誕生日祝えなかった……って、え？吸魂鬼に襲われたって言った？』

ハリ「まさか、手紙を読んですらいないのか？」

『ああ、ごめんなさい…手紙を受け取れる状況じゃなくて…でもやっぱり手紙送ってくれてたのね…それよりも吸魂鬼！大丈夫だったの？』

ハリ「守護霊で追い払ったよ。そのせいで魔法省に退学にされそうになったんだけど…」

『そんな！だって、命の危険があったのに？ハリーが罰せられるなんて可笑しいでしょう？』

確か法でそんなような事が決まっていた気がする…未成年でも特別に魔法の使用を許可される、みたいな…

ハー「A落ち着いて。もう尋問も終わってハリーは無罪放免になったのよ」

ハリ「うん、だからもう大丈夫。それよりも君の話を聞かせて、今まで何処に居たんだ？」

ハリーが無罪放免だと聞いて安心していたのも束の間、私の話になってしまった

『何処に居たのかはよく分からなくて…でも、まともな生活は送ってたよ。あ、それよりも不死鳥の騎士団って何の集まりなの？』

リマ「不死鳥の騎士団はヴォルデモートに対抗する組織だよ」

『リーマス先生！お久しぶりです。…って、ヴォルデモート卿に対抗？そんな所に私が来ていいのかな…』

私はヴォルデモート卿と通じてもいるのに…

１人考え込んでいる間に料理が用意されていたので、そちらに集中することにした