自然天然森ガール？～炎のゴブレット(後編)～ (ページ27)

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87話ページ27

色々と話しているうちに、気がつけばもう3時半になっていた

そろそろ帰らなくてはいけない

シリ「いいかい、許可無しにホグワーツを出たりしないように。それから、私の話をする時は「スナッフルズ」と呼びなさい」

そう、シリウスに注意され、僕達は洞窟の外に出た

Aを呼ばないと…普通の声量でいいって言ってたけど、本当に聞こえるのかな…？

ハリ「A、そろそろ帰るよ」

試しに普通に話しかけるように言ってみた

すると遠くの空から何か近づいてくるのが見えた…ルークだ！

ルークの背にはAが乗っていた

本当に聞こえるんだ…

『お待たせ。沢山話せた？』

ハリ「うん、色々と聞けたよ」

シリ「A、君に少し話があるんだが、いいかい？」

『…うん、いいですよ』

何の話だか分からないけれど、二人だけで話したいと言われ、僕達は洞窟の外で待つことになった

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Aside

ブラックさんに呼ばれて洞窟の中に入る

『それで、話とは？またハリーの側に居てくれ、とかそういうのなら態々言わなくてもそうしますから安心してください』

シリ「勿論それも頼みたいが、それだけじゃない。君は鼻が利くだろう？それ以外にも色々と優秀だ。…何か、ホグワーツで気になったことはあるかい？」

『…さあ、どうだろう。私が貴方に協力する義理はないと思うのだけれど』

シリ「確かに、そうかもしれない…あの時はすまなかった。だが、ハリーを守りたいと思う気持ちは同じだろう。私を信用出来ないのならそれでいいが、それでもハリーのことは守ってやってほしい」

本当にハリーの事好きなんだろうなぁ…

ここまで言われたら好きじゃなくても信用してなくても、協力するぐらいはいいかな、って思える

『…ホグワーツで気になることといえば、セブルス先生の研究室から色々盗まれてるってこととかかな。ハリーが使ったエラ昆布の出処も分からないから、そこが気になる。ハリーに協力するのはいいけど…誰なのか分からない』

シリ「そうか…もしその人物についてなにか分かったら教えてくれ。ああ、もう本当に帰らないとだな…A、これからもハリーの事を任せてもいいかい？」

『勿論、私は大切な人は守るつもりだよ』

こうして私は改めてハリーの事を任せられ、シリウスさんとのお話を終えた

それから3人と合流してホグワーツまで帰り、ホグズミード週末は終わりを告げた