自然天然森ガール？～炎のゴブレット(後編)～ (ページ2)

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62話ページ2

ドラゴン使い、つまりチャーリーさん達がドラゴンの元まで駆け寄ったのを見て、私も囲い地の入口へと向かう

ミネルバ先生、ムーディ先生、ハグリッドの3人もやってきて、ハリーに手招きした

ハリーはこちらに箒で飛び戻り、鮮やかに着地した

清々しい顔をしている

『ハリー！格好良かった、お疲れ様！』

勢い良くハリーに抱き着く

ハリーは照れ臭そうに笑いながら受け止めてくれた

ミネ「素晴らしかったです、ポッター！さあ、点数の発表の前に傷を見てもらう必要があります…さあ」

ハグ「やったな、ハリー！お前はやっつけたんだ！」

ムー「簡単でうまい作戦だ、ポッター」

ミネ「よろしい。それではポッター、早く救急テントに…フローレス、頼みましたよ」

『はい、任せてください。ハリー、歩ける？ゆっくりでいいからね』

未だ息を弾ませるハリーを気遣いながら救急テントまで連れていく

ハリーを座らせ、マダム・ポンフリーを呼ぶ

ポン「去年は吸魂鬼、今年はドラゴン…次は何を学校に持ち込むことやら？貴方は運が良かったわ…傷は浅い方です、でも治す前に消毒が必要だわ…フローレス、あとはお願いしますね」

『分かりました。ハリー、ちょっとしみるかもしれないけど我慢してね』

紫色の液体をハリーの傷口に垂らし消毒する

ハリ「君の薬は？君の薬があればどんな傷でもすぐに治るのに使ってないのかい？」

『ああ…なんか分からないけど、あの薬は効きすぎるとかで今回は使わないようにって言われちゃって。でもきっとすぐ良くなる…』

杖を取り出し治癒呪文を唱える

杖を傷口に向けながら祈るように…

『ハリーに癒しを…よし、これで大丈夫。でもマダムに怒られちゃうからもう少しここで座って休んでてね』

ハリ「うん、ありがとうA。それにしても、マダム・ポンフリーの手伝いするなんて君ってやっぱり凄い優秀なんだね」

『偶々治癒系の魔法と相性が良いだけだよ、多分。あと、ハリーの側に居られるチャンスだし、いつもお世話になってるから断れないだろうって、先生はそう思ったんじゃないかなぁ…』

マダム・ポンフリーには何度も迷惑かけてるもの…

それから少しの間は二人で話していたけれど、ハリーはアドレナリンがまだ出ているようで、じっと座っていたくないようだった

そろそろ出ても怒られないかな…

そう思い立ち上がった瞬間、ハーマイオニーとロンが飛び込んできた