リドル寮長のお姉さん【twst】 (ページ13)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:128,571 hit

11 ページ13

彼らの話を要約すると
リドルに理不尽なルールを破った罰として首をはねられてしまい
どうにかしたくてトレイ君に話を聞いた
しかし解決法はまだ見つかっていない、と
『なるほどねえ』
学園長「そんなに寮長とウマが合わないというのなら、転寮するという選択肢もありますが。
ただし、今の寮は魂の資質によって闇の鏡が選んだものですから変えるとなるとかなり面倒な手続きや儀式が必要になりますよ」
エース「転寮かぁ。でもそれって、アイツに負けて逃げてるカンジがしてスッキリしねぇなあ」
学園長「ふむ。ではローズハートくんに
決闘を申し込んで君が寮長になっちゃえばいいんじゃないですか？」
「「「ええええええええ～～！！！？？」」」
『うわこの人また凄い事言い始めたよ……』
びっくりする皆、呆れ顔の私
声が大きい、と再度注意する学園長
……いや、貴方が突拍子も無いこと言うからでしょう？？
学園長「変でもなんでもありませんよ、トラッポラ君。ローズハートくんだってそうやって寮長の座を手に入れたんですから」
『……うん、まあそうだね』
デュース「先生大丈夫ですか。
だいぶ苦い顔をされてますけど」
『嗚呼、大丈夫。うん。』
心配してくれるデュースくん、凄くいい子だよ……
気づくと話が進んでいる
トレイ「確か決闘の相手に事前にハンデをかすことは禁じられているからリドルに謝ることなく首輪を外してもらうこともできるな。いや、でも……」
『確か寮長に挑む権利は入学した時から
生徒全員に与えられてるんだっけ』
学園長「その通りです。
どうしますか？トラッポラくん。
ローズハートくんに挑みますか？」
エース君は、やる、と答えた
みんなやる気に満ち溢れてきている
……もしかしたら、なんて
私も少し期待を抱いた
『……リドルと、話せるかもしれない』
ぼそりとそう呟くと
あの、とエース君に声をかけられた
なに？と振り返ると
凄い期待の眼差しで見られて……
……えっ？