リドル寮長のお姉さん【twst】 (ページ26)

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エース「だらあああ！くらえ！！！」
デュース「いでよ！大釜！」
グリム「ふなぁぁ！！」
ユウ「グリム、もうちょい左！」
『左過ぎだよ！？こっち来てる！！あちっ！？』
びっくりする学園長達
リドル「……貴様ら、何のつもりだ？」
止めに入るケイト
ケイト「ちょちょちょ、お前ら何やってんの！？」
口々に皆が言う
グリム「アイツ、あのままじゃ大変なことになっちまうんだゾ！？」
デュース「さすがにそこまでいくと寝覚めが悪い。
それに……」
エース「まだ「ボクが間違ってました。ごめんなさい」って言わせてねーし！」
ユウ「逃げたところで何も解決なんてしませんから！！」
彼らの言葉に、トレイが動いた
トレイ「……お前たち。……分かった！
少しの時間なら俺がリドルの魔法を上書きできる。
その間に、頼む！
学園長、寮生たちの避難を頼みます」
すかさず学園長が大声で止めた
学園長「君たち待ちなさい！危険です！
Aさんも、他の教員達が駆けつけてから……」
『嫌です』
学園長「えっ」
戸惑う学園長
『待ってなんて居られません。
生徒が命の危険に晒されているというのに、指をくわえて待っていろと？』
学園長「しかし…！」
『……私にとってリドルは、ただの生徒じゃないんです。大事な、たった1人の弟だから。
……弟を見捨てる姉が、どこにいますか！！！』
かけていくAを、学園長はもう止めなかった
学園長「止めても無駄なんでしょうね、分かっていましたよ。だって、Aさんは……
誰よりも、ローズハート君の事が大好きなんですから」