【刀剣乱舞】笑顔の少女はブラック本丸に行くみたいです。 (ページ42)

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42話ページ42

｢違いますよ。別に信用したくないとは言ってないじゃないですか。ここの方達だって私のことを信用はしてないでしょう？それと同じで私だって初対面で信用できるわけじゃないんです。でもそれは時間が解決してくれますから。今は無理でもいつかしっかりと私のことは話しますよ。｣

"加州清光様にはきっと一番最初に話しますよ。"とも付け加えて加州清光様に伝えると納得できたようでホッとした顔をしていた。

加州｢そっか。じゃあ待ってるね。俺に1番に話すってのは約束だよ？主。｣

神様との約束は重い。
内容によっては命だって落とす可能性があるけど、ここは私が破らないと約束するべきかな。

｢勿論です。…って主？｣

えっ待って主っていった？誰を？私を？えっ？えっ？

｢加州清光様、無理に私を主って言わなくてもいいんですよ？！｣

加州｢いーの！俺があんたを自分から主って決めたんだから！無理もしてない!!｣

…刀剣男士達は素直だ。だから嫌だったら顔や態度、行動に出る。

｢こんなこと言うのもなんですが、本当に私を主としてみて大丈夫なんですか？｣

それが無いところを見ると、本当に主だと思ってくれたみたい。

加州｢大丈夫に決まってる。それとも何？俺が嘘をついてるように見えるわけ？｣

｢そ、そんなことはないです!!｣

そっか。主と認めてもらえたんだ。

…誰かに認めて貰えるってこんなにも嬉しい事だったんだ…。

加州｢冗談、じょーだん！って主？！｣

"なんで泣いてるの？"と驚いた様に私のすぐ側に来る。

｢えっ…？｣

頬に触れると濡れていた。アイマスクも目の部分から下は湿っている。