【刀剣乱舞】笑顔の少女はブラック本丸に行くみたいです。 (ページ35)

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35話ページ35

燭台切｢手入れ…なんで…。｣

燭台切光忠様は自身が手入れされたことと鶴丸国永様が来たことで少し混乱してるみたい。

｢大広間にいた時に聞いたでしょう？私はあなた方に利用される立場だと。さぁ私はそろそろ離れに戻ります。手入れして欲しかったり何かあれば離れまで来てくださいね。｣

脇腹に刀は当てられているけどそんなことは気にせずに振り返り鶴丸国永様の横を通り過ぎ離れへ向かった。

鶴丸国永様は無傷で尚且つ刀の切れ味も良かったので振り返っただけでも服と横腹は切れた。
それを見た鶴丸国永様は"こりゃ驚きだ"と呟き固まってたのは少し面白かったな。

離れまでの道では誰にも会わなかった。

まぁ色んな所が切れて、血を流しながら歩いている奴が居たら普通に嫌だよね。私だって殺したいくらい嫌な奴でもそんな状態だったら近づきたくないもん。

部屋に入り座布団(押し入れに入ってた)に座って一息ついたら直ぐにこんのすけは帰ってきた。

こんのすけ｢主さま！直ぐに手当をしましょう!!｣

沢山の水と綺麗な布、救急箱を持って。

｢あー…わかった。手当は自分でやれるから、手当てしている間はこんのすけは席を外して貰っても大丈夫かな？｣

こんのすけには凄い心配もかけたしここは素直に手当をしよう。
本当はこんのすけが言い出さなかったらやるつもりはなかったんだけどね。

こん｢…わかっております。服も切れてますので手当てが終わったら和箪笥の中にある着物を来てくださいね！｣

｢うん、ありがとう。｣

返事をするとこんのすけは部屋から出ていった。