【刀剣乱舞】笑顔の少女はブラック本丸に行くみたいです。 (ページ17)

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17話ページ17

こん｢綺麗になった所で主さまの部屋へ参りましょう！そこに主さまのお荷物が届いてるはずです！｣

｢荷物？｣

こん｢はい！主さまの着替えやいつも使っていたもの、日用品が届いているはずです！｣

…いつ運んだんだろう？
いつも使っているものは制服とジャージ、部屋にある物だけど全部家を出る時に置いてきているはずなんだけどな。

｢そうなの。じゃあ部屋まで案内してください。｣

こん｢かしこまりました！｣

こんのすけに案内してもらい、部屋に着く。

｢…本当に部屋にあったものが置いてある…｣

しかも丁寧に収納されてましたよ。

こん｢主さま、この机の上にこの本丸のことが書いてある資料が置いてあります。｣

こんのすけは尻尾と耳を少し垂れ下げて言う。

｢うん、全部しっかり読んでおきますね。｣

こん｢主さま、ここの刀剣男士達にをお救いください。僕では何も出来ないのです。｣

目に涙をためこんのすけは私に言う。

｢前任がいなくなって私が来るまでの間この本丸を支えてくれてありがとう。ここからは私に任せてね。｣

机に乗ってるこんのすけの前に座り、優しくこんのすけの頭を撫でる。

…任せてって言ったけどどうすればいいのだろうか。

こん｢主さまぁ!!｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ついに涙が耐えきれなくなったこんのすけが私に飛びつく。

…ごめんなさい、泣いてても可愛いなんて思ってしまって。

｢泣かないでください。こんのすけ、私がわからないこととかあったりしたら教えてくださいね。｣

こん｢勿論ですぅ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

そのままこんのすけが泣き止み、落ち着くまで頭を撫でる。