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47話(夢主side) ページ9

「あぁ、そういえば隣にいるのは東城だ」


「初めまして、東城歩です。柳生四天王の1人です」




四天王の1人なのか...そうは見えないけれど...




「そういえば若。この前お渡ししたゴスロリの服着ました?まだでしたら、今すぐ着て写真撮影会をしま...」




グサッ




「あ...」


「誰が写真撮影会などをするか」




また刺されてる...そろそろ出血多量で、死ぬのではないだろうか...。




「アイツ相変わらずアルナ」


「あぁ...」


「...あの、九兵衛さんは女性なんですか?さっきの人、ゴスロリの服がなんたらとか言ってましたけど...」




失礼なのは分かっていたが、やはり好奇心には負ける。気になってしまうのだ。




「...そうだ。僕は男ではない。女だ」



やはり女性だったのか...中性的な顔だから男の人にも見えるし女の人にも見える



「そうなんですね...。ちなみに、男の人になりたいとか思ったことはあるんですか?」


「勿論あるよ。好きな人が居るからね」


「好きな人?」




九兵衛さんに好きな人が居るのか。どんな人だろう。




「神楽ちゃんと知り合いなら、会ったことあるかもしれないな」


「Aは姉御に会ったことアルヨ!」


「姉御...。あぁ、お妙さんでしたか。つい最近知り合いになりました。江戸の町を案内してくださいました」


「そうだったんだね」




そのあとはお妙さんの話をしていた。


お妙さんの料理はダークマターだとか色々。


ダークマターってどんな感じだろうな...


名前からして食べない方がいいんだろうけど。

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作者名:ツヅリ | 作成日時:2020年8月19日 4時

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