46話(夢主side) ページ8
神楽に連れてこられた場所は、先祖代々将軍家に仕えてきた剣術の名門、柳生家だった。
私としては、あまり関わりたくはない。
一応、殺し屋だから...。
「九ちゃーん!いるアルかー?」
「九ちゃん...?」
「そうネ!柳生九兵衛だから九ちゃんネ。姉御も九ちゃんって呼んでるヨ」
「そうなんだ...」
九ちゃんって人は女の人?でも、男の人かな...柳生家の次期当主が居るらしいし...。
キィ...
扉が開いた...中から金髪?っぽい色の髪に、糸目の人が出てきた。この人が九ちゃん?でも、違う気がするな...
「おや、万事屋の所の神楽殿ではないですか。生憎ですが、若は先程、カーテンのシャーを買いに...」
グサッ
「行ってなどいない。いつから僕は、カーテンのシャーを買いに行ったと言うんだ東城」
頭に竹刀が刺さった東城さん。
竹刀って刺さったっけ...。
「九ちゃん!遊びに来たアル!」
「あぁ、神楽ちゃん。いらっしゃい。ん?その隣の人は...」
「私の友達のAネ!九ちゃんに紹介しようと思って来たアル!」
「そうだったのか。僕は柳生家の次期当主、柳生九兵衛だ。よろしく」
「...Aって言います。よろしくお願いします」
この人が九ちゃんなのか。なんか、女の子っぽい気もするけど...。中性的な顔なのかな...
女の人ですか?なんて聞けないな...。気まずくなりそう...
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更新遅くてすみません!
学校では、文化祭準備とか入ってしまって、なかなか更新できない状況でして...
できるだけ、1週間に1話でも更新できるよう頑張ります...!
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作者名:ツヅリ | 作成日時:2020年8月19日 4時