青春 (ページ5)

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Matsumura

Aの誘拐(未遂)事件の翌日、古葉に呼び出されて聞かされた私立第一カトレア学院との合併の話

その場でも散々喚き散らしたのに、まだ足りないのか溜まり場でも喚くやつら

慎太郎「訳わかんねーし！どういうことだよ！」

優吾「なんで女子校なんかと合併なんだよ！」

北斗「ちょっと落ち着けって」

ジェシー「落ち着いてられるか！！」

もう放課後だってのに、Aを迎えに行く気配もない。
逆にアイツ心配してんじゃねーの。

大我「俺ちょっと行ってくる」

慎太郎「どこ行くんだよ」

大我「 Aのこと探してくる」

慎太郎「げ！もうそんな時間！？古葉のせいで忘れてた！」

大我「いいよ、俺一人で行ってくるから」

樹「え、俺も行く！」

大我「樹来るとAと喧嘩するからやだ！」

樹「きょもだってすぐ喧嘩してんじゃん！」

大我「うっせー、すぐ帰ってくるよ！」

京本一人で大丈夫かなぁ、本当に。

京本と樹がAのことを好きなのは誰が見ても丸わかり
当の本人は誰が好きなのかわかんねーけど。

樹「絶対きょもとA、喧嘩しながら帰ってくんじゃん」

北斗「だったらお前が行けばよかっただろ」

樹「 ……北斗に言われるとムカつくー」

北斗「理不尽にも程がある」

Aに何が起ころうが、俺は絶対に守ってやりたい。
まず何も起こらないことが望ましいけど、俺らと一緒にいればそうとは行かなくて。

だから出来るなら一時も俺らから離れて欲しくないんだけど、あいつ学校サボってるし、なんなら馬鹿田じゃねーし。

まあ昔から可愛い妹だとおもって生きてきたから、心配になるのは仕方ねーよな。

アイツが誰かを選んでもし傷つくようなことがあれば俺はそいつを許さねーし。

それくらい、Aのことが大切なんだ。