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# YUTO
俺らになにかできることはないかと、考えに考えた末
�盒供� はしもっちゃんもっと奥！」
橋本「 優斗が場所取りすぎなんだって！」
図書委員の仕事をするAちゃんと那須くんを観察しに来ました
�盒供� お！発見！」
橋本「 どんな状況？」
�盒供� ん〜っ 」
本当にうっすらと聞こえるふたりの会話に耳を澄ませてみる
「 わー那須くんそれそこじゃないよ 」
那須「 やべっ 」
「 今日うまくいかない日だね〜(笑)」
那須「 A先輩がいるからですよ 」
「 いつもいるじゃん！なんなら那須くんより図書委員の仕事ちゃんとやってるし！」
那須「 ……知ってますよ、それくらい 」
おっ？！？！俺は聞き逃さなかったぞ！
“ A先輩がやってるから俺もやってるんじゃないですか ”
やっぱり那須くんはAちゃんのこと好きってことだよね？
橋本「 ねえ全然状況が掴めないんだけど(怒)」
�盒供� あ、ごめん！……多分てか絶対、那須くんはAちゃんのこと好きだよ 」
橋本「 やっぱりそうか〜、」
�盒供� いくら彼氏持ちだからって、好きでいるのを止めさせる権利も俺らにはないしね、」
橋本「 まあ、瑞稀が手放さなきゃ大丈夫でしょ 」
�盒供� うまく出来るかなー、 」
みずっくん、拗ねるとめんどうだし、流れでうわーってぶつけて冷たく突き放しちゃいそうだし……
「 ……あれ？橋本くんと�盒兇�ん！」
橋本「 えっ 」
那須「 ……今度はお友達ですか、」
あからさまに嫌そうな顔で俺らを見て、はぁっと大きなため息をついた
�盒供� いやっ、みずっくん探しててさ！Aちゃんのとこかなっておもって 」
「 あー、瑞稀くんなら来てないよ 」
�盒供� そっか！ありがと！」
何とか誤魔化せたみたいだし、帰ろうとすると意外な人に引き止められて
那須「 あの、ちょっといいですか 」
�盒供� え…、俺ら？」
那須「 はい。あ、A先輩ちょっとお願いします 」
「 ん？あ、わかったー！」
本の整理に再び取りかかったAちゃんを横目に図書館の外に出て
橋本「 な、なに、」
那須「 好きです 」
�盒供� えっ！」
那須「 A先輩のこと 」
�盒供� あ、Aちゃんね！」
橋本「 おい何顔真っ赤にしてんだよ 」
�盒供� いや、だって！」
那須「 彼氏がいるからって、身を引くつもりはさらさらないんで 」
やっば！男の俺も惚れそうなくらいカッケェ
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作者名：李苺
| 作成日時：2018年6月24日 20時
